住宅着工は、4ヶ月連続で前年比減少
国土交通省の発表によると、12月の新設住宅の着工数は6.9万戸となり、前年同月比では-7.3%と4ヶ月連続の減少となり、前月比でも-4.9%の減少となりました。
住宅エコポイントやフラット35の金利優遇終了に伴う駆け込み需要により、7月、8月と月間8万戸を超える大きな伸びを示したため、この反動が出ています。
しかし、住宅エコポイントやフラット35Sの金利優遇が再び始まりましたので、今年の住宅着工は堅調な推移を示すと予想されます。
また、平成23年の年間では83.4万戸、前年比+1.8%で、2年連続で年間として前年比増加しました。
しかし、平成20年のリーマンショックまでの年間100万戸の水準には、遠く及びません。
12月の着工数の内訳を見てみると、
「持ち家」は4ヶ月連続の前年比減少で、-8.8%。
「賃貸」も2ヶ月連続の減少。-9.0%です。
「分譲住宅」も前月までの増加から一転して、-2.2%。
東日本大震災の被災地である、岩手は-14.9%。宮城は+19.3%。福島は-13.0%。
内、「持ち家」は岩手は-14.0%、宮城+61.3%と増加。福島は-3.1%。
持ち家については、宮城が2ヶ月連続で大幅に増えています。
ちなみに静岡県は、着工戸数が1845戸で前年比-15.6%、内「持ち家」が1041戸で-9.3%。
住宅産業は、自動車と並んで"裾野"が広い産業です。
住宅産業が持ち直せば、日本経済も明るくなってくると思います。
長期金利が現在1.0%程度と低く、今年は政府の住宅建築対策もありますので、また住宅建築は増えていきそうです。
【今年の住宅建築の特典】
◆住宅ローン減税
所得税・住民税の控除が、10年間で最大で合計600万円
H24年の税制改正で、一定の省エネ住宅には、100万円上乗せの案が検討中。
◆住宅建築に関わる贈与税の非課税枠拡大
基本・・・110万円までの贈与は無税
H23年は+1000万円まで拡大 (H24年の税制改正で、継続が検討されています)
(住宅新築と増改築のために、両親、祖父母から贈与され、翌年の3/15までに上棟した場合)
◆フラット35の金利優遇
長期の固定金利の住宅ローン「フラット35」について、
今年10/31までに申し込めば、当初の5年間は、適用金利から0.7%優遇。
その後5年間は0.3%優遇のタイプと、15年間0.3%優遇のタイプがあります。
(参考;2012/1月 21年以上の金利 2.14 → 1.44%
2000万円を35年で借りると、20年間優遇のタイプで、148万円程度利息が軽減されます)
◆住宅エコポイント
震災の被災地は新築で30万ポイント、その他地域は15万ポイント。
今年の10/31までに着工。



