返済計画の立て方 ~借りれる額ではなく返せる額を~
無理のない返済額はいくらなのか、そして無理のない返済額にするためには無理のない借入額でなくてはなりません。
では無理のない返済額とはどのように考えればよいのでしょうか?
答えはそれぞれにあるかと思います。
本格的には今後のさまざまな準備しなくてはならないお金などを考慮したうえでライフプランを作成することをお勧めしますが、簡易ではありますが以下のような計算式でもある程度把握することは可能です。
(現在の年間居住費 + 現在の年間貯蓄額)
-購入後の予定している年間貯蓄額
-ローン以外の居住費※
=無理のない返済額の目安
※固定資産税、管理費、修繕積立金、駐車場台、団信保険料など
たとえば、現在家賃10万円負担されている家庭で、現在100万円貯蓄されていているご家庭でざっくり当てはめてみると
・(10万 × 12ヶ月) + 100万 = 220万円
・220万円 -50万円 -50万円 = 120万円
このご家庭では年間120万円が無理のない返済額の目安となります。
次に無理のない借入額です。
ローン金利(変動金利の場合、今後想定される金利)と希望される返済期間から以下の表を使って100万円当たりの年間返済額を算出します。
◆元利均等返済の返済額早見表(100万円当たりの毎月返済額)
| 利率 | 1.50% | 1.60% | 1.70% | 1.80% | 1.90% |
| 20年 | 4,825 | 4,872 | 4,918 | 4,965 | 5,012 |
| 25年 | 3,999 | 4,047 | 4,094 | 4,142 | 4,190 |
| 30年 | 3,451 | 3,499 | 3,548 | 3,597 | 3,646 |
| 35年 | 3,062 | 3,111 | 3,161 | 3,211 | 3,262 |
| 利率 | 2.00% | 2.10% | 2.20% | 2.30% | 2.40% |
| 20年 | 5,059 | 5,106 | 5,154 | 5,202 | 5,250 |
| 25年 | 4,239 | 4,287 | 4,337 | 4,386 | 4,436 |
| 30年 | 3,696 | 3,746 | 3,797 | 3,848 | 3,899 |
| 35年 | 3,313 | 3,364 | 3,416 | 3,469 | 3,522 |
| 利率 | 2.50% | 2.60% | 2.70% | 2.80% | 2.90% |
| 20年 | 5,299 | 5,348 | 5,397 | 5,446 | 5,496 |
| 25年 | 4,486 | 4,537 | 4,588 | 4,639 | 4,690 |
| 30年 | 3,951 | 4,003 | 4,056 | 4,109 | 4,162 |
| 35年 | 3,575 | 3,629 | 3,683 | 3,738 | 3,793 |
| 利率 | 3.00% | 3.10% | 3.20% | 3.30% | 3.40% |
| 20年 | 5,546 | 5,596 | 5,647 | 5,697 | 5,748 |
| 25年 | 4,742 | 4,794 | 4,847 | 4,900 | 4,953 |
| 30年 | 4,216 | 4,270 | 4,325 | 4,380 | 4,435 |
| 35年 | 3,849 | 3,905 | 3,961 | 4,018 | 4,075 |
| 利率 | 3.50% | 3.60% | 3.70% | 3.80% | 3.90% | 4.00% |
| 20年 | 5,800 | 5,851 | 5,903 | 5,955 | 6,007 | 6,060 |
| 25年 | 5,006 | 5,060 | 5,114 | 5,169 | 5,223 | 5,278 |
| 30年 | 4,490 | 4,546 | 4,603 | 4,660 | 4,717 | 4,774 |
| 35年 | 4,133 | 4,191 | 4,250 | 4,309 | 4,368 | 4,428 |
次に以下の式に当てはめてると無理のない借入額の目安となります。
・無理のない年間返済額 ÷ 100万円あたりの年間返済額 × 100万円
たとえば金利3%、35年返済だと表から月々3,849円で年間返済額は46,188円
・120万円 ÷ 46,188円 × 100万円 = 約2,600万円
いかがでしょうか?
簡易的にですが上記計算でもある程度の把握が可能になります。
住宅ローンをくむ場合には、ご自分の家庭ではどれくらいの借入であれば無理なく返済が可能か考えてみることが大切です。
将来のライフプランをもとに正確なキャッシュフローを作成した方がローンの支払だけでなくそれ以外に使う大きなお金、例えば、子の教育費、老後の生活費だけでなく、車や電化製品の購入に関する不安も解消され、絶対の安心感がもてます。
住宅メーカーでも"カンタン"なキャッシュフローを作成してくれるところもありますが、やはり中立なファイナンシャルプランナーに相談することがより精度が高く、支出を多め収入を少なめにみるなど、安全かつ確実なキャッシュフローを作ることでお金の不安が解消できるできるだけでなく、家計の見直しや、保険のムダ、貯金のムダ、を省くことだでき、ストレスなくお金が節約できる、または住宅ローンにまわせることになります。


