大工村ブログ

屋根勾配について [2009/09/29 13:51]

今住んでいる家の隣があいたので、そこに車庫兼セカンドリビングの平屋を建てる予定の者です。
ガルバリウム鋼板で片流れの屋根にするのですが、一寸勾配では無理があるでしょうか。母屋からの景観を考えるとあまり高い屋根にしたくないので悩んでいます。
設計者は水はけを考えると二寸はあったほうがいいが一寸で水はけ等の問題があるかどうかは実験結果が無いから分からないという事でした。
1.5寸でも母屋の窓の半分以上の高さになってしまうので問題がないなら一寸勾配にしたいと思っています。
ご助言いただけますでしょうか。

大工の答え

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大場建築 大場照久 [2009/10/03 18:19]
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ガルバリウム鋼板の屋根についてですが、工法により勾配の問題を解決することができると考えます。
三晃式瓦棒であれば1寸勾配でも施工可能となっています。
この工法はR型の屋根でも対応できるタイプがあります。R型屋根の一番上の付近(棟)では勾配が1寸以下の場所もありますが、それでも対応できるということなのでしょう。

しかし対応できるとはいえ、大工の意見としては1寸勾配では少し不安が残ります。
2寸勾配以上あれば安心して施工できるというのが正直なところです。


株式会社安達建設 安達浩之 [2009/10/07 12:15]
この答えに投票された人: 8人
ガルバリウム鋼板の片流れ屋根には勾配に対して直角に葺く『横葺き』と
勾配に対して水平に葺く『縦葺き』があります。

それぞれの最低屋根勾配は
横葺き・・・30/100(3寸勾配)以上、
縦葺き・・・5/100(0.5寸勾配)以上です(メーカーにより異なりますが・・・)

ですので『縦葺き』工法を採用すれば、1寸勾配は可能です。
ただし、縦葺きの場合、棟から軒まで1枚の成型品で施工する必要があるので
屋根の流れの長さによっては、搬入と施工が困難な場合があります。

以前、私共が工場の屋根に採用した際は運搬経路がなかったので、
現場でガルバリウムコイル(原板)と成型機を使って施工したことがあります。