大工村

家作り用語集

空調・照明・電気設備の記事

直接照明
直接照明とは、天井や壁に直接付けられた蛍光灯や、天井から吊り下げた電球で部屋を明るくする方式です。ランプの中心から下方に、90%以上の光束をもつ照明のことを言います。下から見上げると、光源(蛍光灯や電球)が見える方式で、放射された光が直接作業面を照らすため、照明効率が高く、最も一般的に使用されている照明です。
テレビドアホン
テレビドアホンとは、TV画面がついて、来訪者を映像で確認できるインターホンのことです。テレビモニター付きインターホンの略称です。 門や玄関などに設置されたテレビカメラを通じ、インターホンと連動したモニターで訪問者を確認できるため、相手の姿を見ながら応対可能で、防犯対策にも有効と言われています。最近では録画機能付きのものや、携帯電話で外出先から来訪者を確認できるもの、ボイスチェンジャー機能付きのテレビドアホンも販売されています。
24時間換気システム
24時間換気システムとは、窓や扉を開けるなどの自然な換気とは異なり、ファンなどの機器を使い屋外の空気を取り込んで、室内の空気を24時間入れ替えるシステムのことです。センサーやタイマーなどでファンが自動作動し、必要な量の換気を行います。一般的な住宅における必要な換気は1時間に0.5回とされており、最近ではシックハウス症候群の問題も重要視され、換気量や換気回数が非常に重要になってきています。 2003年の改正建築基準法により、近年の住宅の高気密・高断熱化にともない、機密性の低い在来木造住宅などを除き、換気システムの設置が義務づけられています。
間接照明
間接照明とは、光源からの光を天井や壁などで反射させ,作業面に直接入射しないようにした照明方式のことです。直接照明よりも光がソフトなので玄関などに使用すると優しい雰囲気になります。
ヒートポンプ
ヒートポンプとは、ポンプが低い所から高い所へ汲み上げるのと同様に、温度の低い所から熱を集め、高い所へと移動させる働きをすることを言います。 電動ヒートポンプでは、電気は熱エネルギーとしてではなく、熱を移動させる動力源として利用されるため、消費電力の3倍近くの熱を利用できると言われています。石油などの化石燃料を燃やして熱を得る従来のシステムに比べてエネルギー効率が良く、環境への負荷が低いシステムです。エアコンや給湯器などに多く利用されています。