大工村

有限会社加藤建築 初代 加藤義昭 2代目 加藤直樹

世代連携で
施主の要望を叶える匠

有限会社加藤建築 | 初代加藤義昭 2代目加藤直樹

加藤建築さんは、親子で役割分担をして専門知識でお施主様との家づくりを楽しんでいる大工系の頼もしい二人。地元を愛し、地元に根づいているからこそ出来る風土や気候にあった家作りを希望するあなたにお勧めです。

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なぜ棟梁になろうと思ったのですか?

初代の加藤義昭さん、2代目の加藤直樹さんにお話をうかがいました。

― 初代 加藤義昭(かとうよしあき)

当社は、生粋の職人である初代、現棟梁のわたしと、2代目の2級建築士の資格をもった設計士の息子
でトータルプロデュースをしている会社です。

私は幼稚園、小学校の頃から家を作りたいという気持ちが強かったです。
中学に入った時には大工になると決めていました。

中学卒業後、職業訓練校を経て、大工に。
その後、24歳で独立し、加藤建築を作りました。

親が大工だったわけでもなく、身近に工務店があったわけでも無いのですが、とにかく小さい頃から大工になりたかったんですよね(笑)

― 2代目 加藤直樹(かとうなおき)

自宅の前に作業空間があり、小さい頃から大工を身近に感じていました。
父親から大工になれと言われていたわけではありませんがが、自分もそれが嫌ではなかったし、なんとなく大工になるんだろうなぁとは思っていました。

ただ、技術者としての大工よりも、家づくりのプロデュースに興味があったので工業大学に進学しました。その後、ハウスメーカーで9年勤務。
現在は2代目として加藤建築を継ぐための修行をしています。

家作りの中で最もこだわっている部分は何ですか?

木の香りを生かす…
無垢の木を使った部屋にいるとすぐ眠くなるんですよね。
それって、木の癒し効果だと思っています。そう意味で、木の良さを出せる家作りにこだわっています。

ソフト面では、アフターサービスには凄くこだわっているつもりです。
家は24時間自然にさらされているわけですから、どんな良い家を作っても、いつかはトラブルが発生しますよね?

そんな時にすぐ対処できるように動けるようにしています。
そもそも、トラブルの連絡があれば、棟梁であるわたし(義昭)がすぐに駆けつけ対応を判断します。

その他にも、毎年年末にはこれまで関わったお施主様の所に訪問するようにしています。250件近くでしょうか。そこで悪いところがあれば聞いて相談にのり、何かあれば年初めの1月中に全て対応するようにしています。

お客様のこだわりを大切にしつつも、出来ないこともあります。
その時には「何故出来ないのか?」という理由をしっかりと説明し、納得していただいております。

他の大工・工務店さんに負けない、負けたくない部分は何ですか?

義昭(初代):こだわりでも書きましたが、アフターサービスは絶対負けないですね。

直樹(2代目):また、現在は私がプランニングと現場監督を担当しています。
大手ハウスメーカーで培った知識も利用し、プランニングが出来ます。例えば、生活動線を意識した家作りなどは、ハウスメーカー時代の知識や経験がフルに生かせると思っています。

直樹:職人である父と、設計面での知識を持った私とが一緒になって提案することで、広い視点でのプランニングが出来きるのはメリットが大きいと考えています。細部まで行き届いた高水準の仕事は、他の大工・工務店さんには負けたくないと思っています。また、私は1級施工管理士の資格を持っていますので、施工管理の観点から、その状況に一番合った施工方法を提案し、30年の大工経験を持つ技術力の高い職人である初代が施工をします。

義昭(初代):世代を跨いだ話し合いは絶対に良い提案ができます。2世帯住宅の提案にもぴったりだと思います。

棟梁になってした悔しい思いと一番良かったことを教えてください

悔しかったことは
義昭(初代):
創業者ということで、悔しいという気持ちを感じる暇がなかったですね。
とにかく「負けたくない」という思いが大きかったです。

直樹(2代目):お客様に提案した内容が上手く伝わらず怒らせてしまった時は悔しかったですね。

嬉しかったことは
義昭:
アフターフォローで行った時に、「お家のお医者さんみたいだね」といわれた時は嬉しかったですね。

直樹:自分の提案を「住みやすい」と喜んでくれたときは嬉しかったです。

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