家づくりはチームプレイ。職人が集まっての家づくりは、常に相談して協力してこそ良い家が出来上がります。墨付け刻みから修業したからこそ、現場で妥協を許さない家づくりチームが出来るのです。そんなまつい建工さんは、お引渡しの後もしっかりサポートで安心です。
もともと父親が大工職人だったので、中学生の頃に現場の手伝いに駆り出された思い出もあります。その影響もあり、高校進学時に建築関係の学校を選びました。3年生の時に建築コースを専攻し、そこで小屋を作り上げる実習を経験しました。木材を墨付けして刻み、自分で作ったものが組み上がっていく作業に、とても面白みを感じたのを覚えています。
高校卒業後は、地元掛川市の建築会社の元で修業しました。勤め先の親方は、昔ながらの技術にこだわり、墨付けから刻みを行う職人だったので、伝統的な技術を一から学ぶことができました。携わる仕事も、純和風建築が多くを占めていたと思います。約14年間の修業の中で親方や先輩から学んだ技術や仕事への姿勢は、現在の自分の基礎になっていると感じるので、改めて感謝しています。
私は、仕事を始めた当初から、いつか独立したいと思い描いていました。家づくりの技術やノウハウを一通り習熟し、独立しようと考えていたタイミングで、実家の建て替えと友人宅の新築の依頼を受けました。それを自分自身で手掛けたいと思ったのがきっかけとなり、独立を決め今に至ります。
私が手がける仕事の大半は、木造建築です。その中で、できる限り自然素材を使うようにこだわり、「長く快適に過ごすことができる家づくり」を常に目指しています。ご予算にもよりますが、無垢材の床や腰壁・塗り壁・梁を出した天井など、自然素材ならではの温もりある魅力を感じられるような家に仕上げています。
私自身、昔ながらの家がとても好きです。代々引き継がれてきた家の持つ、独特の落ち着いた雰囲気や風合いには、非常に魅力を感じます。もちろん、お施主様の好みに応じて、和風から洋風まで様々なスタイルの家を建てられる柔軟性を持ち、常に新しい技術や商品を取り入れるよう心がけています。その上で自然素材を使うことを大切にし、「長く快適に過ごせる家」を建てています。
また、自身が現場と向き合い、自身が体を動かして仕事することも、一人の大工職人としてこだわりを持っています。スピードが求められる今の時代の流れとは異なるかもしれませんが、例え手間はかかったとしても「丁寧な仕事」を貫いています。単に早く完成させるのではなく、“長期的に見て良い仕事”をすることが大事です。自身が責任を持って、最初から最後まで家づくりに関わるように、プライドを持って家づくりに向き合っています。
家づくりは、勝ち負けではないと思っています。この地域は、個人で営む職人が多いのですが、職人同士が一つのチームとなり、より良いものを作るために常に相談し合っています。
それぞれが自分の仕事へプライドを持って取り組むことが、結果として良い家づくりにつながるのではないかと考えています。
毎年年末に、携わった家のお施主様のところへご挨拶に伺っています。「問題なく快適に生活している」とお言葉をいただく時は、やはりうれしく思います。
私のお客様は、地元掛川市の西部エリアの方が大半を占めます。新築だけでなく、水回りの交換や床の張替え、雨漏りの修理など、家に関するお困り事は何でもお受けしています。創業以来、丁寧な仕事を積み重ねて、今の「まつい建工」があります。これからも、地元の方々に必要とされる大工職人でありたいと思っています。
会社名 | まつい建工 |
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住所 | 〒436-0112 静岡県掛川市細谷1099-8 |
電話番号 | 0537-26-2926 |