和風住宅の技術を生かし、杉やひのきなどの無垢材を切り出して使い、壁を漆喰で塗って仕上げる。大工仕事が好きで、こよなく木を愛する棟梁が、自然素材と国産材を使ってひとつひとつの仕事を丁寧に行う大工です。お客様が最大限に喜んでくれるよう、できる限りの作業は自身が行い、自分が納得するまで徹底的に作りこむ。快適で過ごしやすく、長持ちする家を建てられるのも魅力です。
オフィシャルホームページ叔父が大工だったことから、小さい頃から大工という仕事を見てきましたが、高校卒業後はサラリーマンとして会社勤めをしていました。
ある時、実家の建て替えをする事になった事から人生が変わりはじめました。もともと木工など物づくりが好きだったこともあり、改めて間近で大工仕事をする姿を見て、大工をやりたいという思いが高まり、週末に叔父の仕事を手伝う事で大工の魅力に触れた事が、大工の道に進むきっかけになりました。
その後、7年間勤めた会社を辞めて、本格的に大工の修行を開始。叔父は和風住宅を主に建てていましたが、仕事がとても丁寧で、その精神を自分も引き継いでいると思います。
約15年間修業し、木の切り出し方など大工仕事のノウハウを学んだ後、40歳の時に「自分のやりたい事をしたい。」「自分の形を作りたい。」という気持ちが強くなって独立しました。それまでの経験や人付き合いなどを活かし、同僚や、会社のサッカー部に所属していた時の仲間からの依頼も多くいただいています。
世代を超えて住み続けて欲しい。
構造や材料を厳しく選別することはもちろん、昔から守られてきた大工の技術と、時代に流されないデザインを心掛けています。
年々、住むほどに味わいを増していく木などの自然素材は私たちと同じように年齢を重ねていきます。子供たちが遊んでいる時に出来た床やドアの傷・・・。毎日みんなで美味しいご飯を囲むテーブルが飴色に変化していく・・・。家族が育つと共に家も育っていきます。
毎日の暮らしが豊かに、そして笑顔があふれる空間づくりのお手伝いをするのが最もこだわっている所です。
仕事のやる気、家を建てる事への情熱は誰にも負けないと思います。
とにかく大工仕事が大好きで、毎日を振り返ると、現場にいる時間が最も長く幸せな時間だと実感しています。
もともと木が好きだったのですが、大工になってより好きになり、毎日木に触れていること自体が幸せで、木への愛情が深いことが、木を大切に扱い家づくりができる事に繋がっています。
現在多くお話をいただくのが、増築、リフォーム、リノベーションで、現在住んでいる母屋と増築した場所を繋げる工事が必要となる事が多くあります。その時に役立つのが、木に触れ、毎日ノミや鉋で加工していた私の大工技術です。現場に合わせたミリ単位での加工ができるからこそ、大型プレカット工場には苦手な家族に合った家づくりができる事が私が負けたくない家づくりです。
諦めないでやり切るタイプの私は、お引き渡しをした物件に対して「こうすればよかった。。。」と後悔することはなく、仕事で悔しいと思ったことはありません。
ただ、現場が好きすぎて、現場での時間を優先することで、ハウスメーカーが行う宣伝や集客をする時間をとる事が出来ません。私のように個人でやっている大工の中には、皆さんが知らない、出会えないけど高い技術と想いを持って家づくりをしている人がたくさんいます。私ならこうするのに、、、こんな家が建てられるのに、、、と思っても、選択肢に入れてもらう事が出来ないことがあるのが悔しいです。
良かった事は、お施主様の喜んでいる姿を見た時です。
家が頭の中の想像から形になっていくのを見て楽しんでもらい、出来上がった時の喜びはマックスを迎えます。
お客様からの「思った以上の家が出来た!」と言われた時は大工になってよかったと思う瞬間です。今、依頼をしてくれる人は、昔の同僚や知り合いが多いので、面と向かって褒めてくれないところもあります。
でも、リフォームなどを依頼された時、「壁は漆喰がいいよ」など、こちらがいいと思っているやり方を伝えると「じゃあ任せるね」と言ってくれるので、信頼してもらえてるんだと実感するし、お知り合いを紹介してくれることも多いので、満足してくれているんだと信じています。
会社名 | おかむら建築 |
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住所 | 〒437-0125 静岡県袋井市上山梨3-18-7 |
電話番号 | 0538-48-5870 |
ホームページ | https://www.instagram.com/okamurakenchiku/ |