2015/03/09
今回は、『用途地域』についてのお話です。
都市計画法や建築基準法などにより、土地利用にはさまざまな制限が定められています。そのなかで最も基本となるものが「用途地域」による建築物の用途制限です。
第一種低層住居専用地域・第二種低層住居専用地域
第一種中高層住居専用地域・第二種中高層住居専用地域
第一種住居地域・第二種住居地域
準住居地域・近隣商業地域・商業地域
準工業地域・工業地域・工業専用地域
用途地域が指定されている地域においては、建築物の用途の制限とあわせて、建築物の建て方のルールが定められています。これによって、土地利用に応じた環境の確保が図られるようになっています。
例えば、土地の面積と建物の床の面積の比率
(容積率と言います。)、道路の幅に見あった建物の高さなどのルールがあります。