2017年3月アーカイブ

ようこそ、大工村へ!
遠州地域の大工さんたちが集い、地元のために活動しているNPO法人の側面を持つ大工村。
今回は私たちが考える、「大工村のするべきこと」、そして「大工村にできること」を、熊本地震を振り返りながらお話したいと思います。

2016年4月14日に発生した熊本地震は、九州中部に大きな被害を出しました。
大工村の有志は、特に被害の大きかった益城町の皆さんの支援活動をするため、現地へと赴きました。

そこで目の当たりにしたのは、凄惨な被害の様子と、現地の工務店さんたちの"やるせなさ"。
「自分たちは有事に助けを求められて手を差し伸べられるよう、備えておかなくてはならなかった。それに、お施主様や街の家々が倒壊する姿は、つらくて見ていられない――」


大工村のするべきことは、「減災」=災害時の被害をできるだけ小さくすることです。
まずは私たちの地域にも起こり得る地震に備えて、丈夫で安全な家づくりを心掛けられる大工さんを育てる。
そして、被災地の工務店さんたちやそこに暮らす人々の後悔を、街や人々の心の復興をお手伝いすることで、できる限り小さくしたい、と考えています。

大工村にできること・取り組んでいることは、「皆が楽しく防災について考えられる環境づくり」。
イザ!カエルキャラバンや、DIY-studioで開催する防災イベントなど、遠州地域の皆さんに楽しみながら防災を学んでいただける機会をご提供します。
そして大工村を広く知ってもらうために、インターネットと紙媒体の両方で皆さんに大工村の活動をご紹介していきます。

これからも皆さんと一緒に、遠州地域のために活動してまいりますので、街で大工村のイベントやキラリ店、加盟メンバーを見かけたら注目してみてくださいね。

8(2).jpg

ようこそ、大工村へ!
大工村では、家づくりを考え始めている皆さんに、「大工さんに頼むという選択肢」をご紹介しています。
今回は、大工村の考える「いい家」とはどんな家なのか?を、お話ししたいと思います!

大工村が大切にしたいのは、お施主様の資金」のバランスが取れていること。
補助金を頼りに高性能の住宅を建て、最先端の暮らしをする......というのも、いい家なのかもしれません。ですが、そのせいで家計が圧迫され、我慢ばかりの生活をすることになるのなら、それは「いい家」と呼べるのでしょうか?

何も高性能な住宅ばかりが「いい家」というわけではありません。
家族が愛着を持ち、皆でつくり上げていくことのできる家――いつまでも受け継ぎたくなる、家族の絆が深まる家こそが「いい家」だと思うのです。

お施主様ご一家が「建ててよかった」と思える家でなくては、建てる意味がありません。
大工村には、一棟一棟にお施主様への想いを込めて家を建ててきた、信頼できる大工さんたちが登録しています。
子どもたちが受け継いでくれる、いい家を建てたい......そんな風にお考えの方も、ぜひ一度大工村へお問い合わせください。
大工村は、皆さんの家づくりを応援しています!


7.jpg

ようこそ!大工村へ。村長のノリです。
今回は、私の座右の銘のお話をさせていただきます!

6.jpg

「頼まれごとは試されごと」
これは、日本各地を講演して回っている中村文昭さんのお言葉です。
私はこの言葉を"頼まれごとがお互いのチャンスを生む"という意味に捉えて肝に銘じています。

お客さんから頼まれること、大工村メンバーに頼まれること、社内で頼まれること、家庭で頼まれること......日々、いろいろな「頼まれごと」がやってきます。
自分にできる事かどうか、実力云々は置いて、頼んでくれた人の予想を少しでも上回ろう。
そう考えると、私にとって「頼まれごと」「試されごと」に進化するんです。

楽しく仕事ができるな~、相談すると話が深まっていい結果を出せるな~、そんな風に思ってもらえれば、自然と相談しやすくなって、お互いに学びを得るチャンスが増えます。
それって、生きていく上でとっても大切なことなんじゃないか?って思うんですよね。

実は座右の銘はもうひとつあって、「他力他力それ即ち自力」という言葉です。
他人のためになることを自分の力でできれば、他人も自分のために動いてくれる。そうすればずっと助け合っていける......そんな意味を持っているんじゃないかと思います。

たくさん「頼まれごと」を叶えていって、よりたくさんの人の役に立てるようになって、そしてお互いを高めていける、そんな存在になりたいなと、いつも思っているんです。
大工村の活動でも、いつもこの気持ちを忘れないようにしています。

ようこそ、大工村へ!
これまで数回にわたってご紹介してきた「ICOI不動産HISTORY」。
今回は、ICOI不動産の責任者である松下が大工村メンバーと信頼関係を築くまでのお話をさせていただきます。

5.jpg


異業種から不動産業界へ飛び込んだ松下を待っていたのは、誇り高き職人たちの世界。
人柄や実力・実績、そして何よりも信頼がものを言う世界です。
誠実さを忘れずに、そして地元の活性化に貢献したいという熱い想いを胸に、松下は宅建士人生を走り出しました。

松下は毎月、NPO法人大工村の事務局として大工村メンバーの元へ赴き、大工村の理念の共有をしています。
他にも大工村の大きなイベントである「こども工務店」や、「イザ!カエルキャラバン」といったイベントの準備、刊行物の配布、イベントやボランティアの出欠のとりまとめなどを管理。
不動産の仕事だけではなく、理念を共有する仲間として、信頼を得ていきました。

ICOI不動産として、大工村メンバーの見学会に同席することもあります。
大工村メンバーの家を見て気に入ってくださったお客様が、その場で気軽に不動産屋に相談できるのは、メンバーからすれば助かることです。
松下はこうしてお互いに協力体制を強めていくことで、メンバーたちとを深めてきました。

「一生懸命で、まじめにしっかりやってくれるからいいんだよ」

大工村メンバーに言われたこの一言が忘れられないという松下。
きっとあなたの家づくりの、心強い味方になってくれるでしょう。

ようこそ、大工村へ。
ICOI不動産の松下です。

このブログを読まれている方の中には、マイホームを建てるという夢に向かってご夫婦で協力してお金を貯めている、という方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな皆様にご紹介したい、FPファイナンシャル・プランナー)さんのお話です。

FPさんというのは、お金のエキスパートで、税制やローン、保険にも詳しく、相談者の人生におけるお金のプランニングをしてくれる人のことです。
家づくりにかかわる部分では、税金のことや相続・贈与のこと、そしてライフシミュレーションを一緒にしてくれます。

ライフシミュレーションをしてもらうメリットは、お子様の進学等の、家族の収支を長いスパンで見て「下のお子さんが中学生になったら、お母さんも働き始めたいですね」といったように具体的なアドバイスを貰えること。
ほかにも、ご夫婦で重複している保険を見直したりして、支出を減らす提案をして貰えること。お金のかかるタイミングに備えて今どういう貯蓄の計画をすべきか一緒に考えて貰えること等がありますね。

話しやすい、自分と気の合うFPさんを見つけて相談できれば、マイホームの夢はきっと近づいてきます。
大工村のメンバーにもFPさんを2名お迎えしていますので、相談してみたい、という方は大工村にお問い合わせいただいてもOKです。
http://daikumura.com/masters/master_fp_suzuki.html
http://daikumura.com/masters/master_fp_nitta.html

4.png


ICOI不動産も、皆様の夢が叶うよう、応援しています。

ようこそ、大工村へ!村長のノリです。
今日は、DIY-studioに完成した防災井戸のお話をさせていただきますね!

3-1.jpg
3-2.jpg

「イザという時、みんなで助け合って使える井戸があったらな......」と、構想を練り始めたのは、今から1年ほど前のこと。
DIY-studioでは端材で火を起こすことができるから、次はお湯を沸かせるようにしたい――そう思ったのが始まりでした。

防災井戸はこれから、地域のみなさんの防災意識の向上に繋がるよう、どんどん活用していきます!
先月の「ひな祭り」のイベントでは、みんなでバケツリレーをして井戸からドラム缶へ水を運び、余った材木を燃やして"ドラム缶風呂"を沸かしました。
イザという時も同じように、こうして皆で協力すれば、お風呂に入ることができますよね。
楽しく遊びながら防災訓練をすることが、こうしたイベントの目的なんです。

もし、災害が起きて、ライフラインが止まってしまったら。みなさんはすぐに、次にとるべき行動を思い浮かべることができますか?
DIY-studioで遊びながらの防災訓練をすることで、きっとみなさんはイザという時にその体験を思い出せるはず。
大工村のイベントを通して、"みんなで助け合える地域づくり"に貢献できたら嬉しいです。

なお、防災井戸の設置にあたっては、DIY-studioの利用料金を充てさせていただき、工事はグラウンド・ワークスさんにご協力いただきました。ありがとうございました!

ようこそ、大工村へ!
「家づくりを大工さんに頼むという選択肢」をご紹介している大工村ですが、「実際、大工さんってどんな職業なんだろう?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
今回は、"大工さん"という職業をご紹介したいと思います!

2.jpg

家づくりをオーケストラで例えると、大工さんは「指揮者」。
このオーケストラには、基礎、内装、外装、建材納入、屋根、電気、水道......数十のパート(職種)があり、100名を超える演奏者(職人さんたち)がいます。
彼らの指揮を執り、自らも「大工」というパートに属しているのが、大工さんです。
同じ曲でも指揮ひとつで雰囲気が違ったり、指揮者によって得意な曲があるように、大工さんによって"持ち味"が異なります。

指揮者でも演奏者でもあり、「多能工」(色々な役割ができる)と言われる大工さんには、資格を保有している人もたくさんいます。
例えば......
・建築士
一級建築士:すべての建築物(ビル等含む)の設計管理が可能
二級建築士:木造建築以外に住宅、小規模店舗などの設計管理が可能
木造建築士:木造建築専門の資格で、現場実務や構造を重視した内容

・建築大工技能士
木造建築の大工工事を施工するのに必要な技能を認定する国家資格。
受験資格は、
一級:実務経験7年以上
二級:実務経験2年以上
三級:実務経験6か月以上
となる。

・建築施工管理技士
一級、二級の別があり、一級建築施工管理技士になると建築、大工、左官など13種類の業務に管理技術者として携わることができる。

住宅の性能は上がり続け、大工さんにも色々なスキルが求められています。
大工村の大工さんたちは、皆さん地元で実績のある、腕利きの大工さんたち。
もし「大工さんに頼んでみたい」と思ったのなら、まずは大工村にご相談ください!

ようこそ、大工村へ。ICOI不動産の松下です。

ICOI不動産も会員を務める「大工村不動産」。今回はイベントのお知らせです。

 

1-1.jpg

【大工村不動産 不動産相談会】

日時:3月11日(土)10:00~16:30

会場:DIY-studio(磐田市下野部285)

相談員:ICOI不動産

事前予約:可(予約の方を優先します)

お問い合わせ:0539-62-9200(ICOI不動産 松下)

 

土地・家を買いたい方、売りたい方、どなたでもご相談いただけます。

ご予約をされなくてもご相談を承りますが、事前に予約された方を優先させていただきますのでご了承ください。

 

ICOI不動産では、大工村メンバーのサポートとして、各社の見学会等に同席してお客様に不動産のアドバイスをさせていただいたりしています。

お客様の気持ちを最優先にしてお話を聞いていますので、今回の不動産相談会にもどうぞ安心してお立ち寄りくださいね。

 

ご相談のない時は、DIY-studioに開通した防災井戸から水を出したり、薪割りの体験、木工工作(バードコール、鳴子、タンブリン)、薪ストーブとペレットストーブを体感して比較など、色々な体験をご案内します。

 

皆様にお会いできるのを、楽しみにしています!

1-2.jpg

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.2.13

このアーカイブについて

このページには、2017年3月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2017年2月です。

次のアーカイブは2017年4月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。