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7月の住宅価格(中部地方)は7か月連続で前年比下落

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◆中部地方の戸建て住宅価格指数
国土交通省にて収集している不動産取引データの戸建て住宅価格のうち、長野県、静岡県、岐阜県、愛知県、三重県の価格動向を加重平均し指数化の上、毎月1回公表。
国交省公表のデータを独自に6ヶ月移動平均値に換算しています。

この指数は実際の取引価格を登記簿情報、アンケート調査、必要に応じて実地調査を行い、都道府県の不動産価格を指数化しています。

★2024年10月31日に国土交通省が発表した2024年7月の中部地方の戸建て「住宅価格指数」(6か月移動平均)は7カ月連続で前年比下落
         指数  前月比  前年比
単月指数    103.6  0.0%  -2.6%
6か月移動平均 103.7 -0.5%  -2.4%
消費者物価指数 108.3 +0.5%  +2.8%

◆住宅購入で気になるのは、住宅ローン金利とともに「建築費」。

中部地方の住宅価格指数の6ヶ月移動平均でみると、コロナショックで落ち込んだ戸建て価格は2021年以降はウッドショック、2022年からはロシアのウクライナ侵攻、円安進展により急騰してきました。

しかし、住宅価格の上昇等で持ち家の住宅着工数は2年10か月連続で、また分譲住宅の一戸建ても1年11か月連続で前年比減少をとなっているため、木材需要が減少し、木材価格も下がっています。

◆政府は新型コロナによる住宅購入の落ち込みを回避するため、様々な対策が用意されています。(住宅ローン減税、住宅資金の贈与税の非課税枠など)
一方で、住宅購入を検討されている方にとっては、建築費の動向も確認しながら、そのタイミングを図る必要があります。

文責 ふくろいFP-SERVICE