2009/12/14
長期金利の決まり方を、少し長い目で見ていきます。
経済活動が活発になって、会社の業績も良くなり、インフレが起きると、金利も上昇していきます。
しかし、景気が停滞しているのに、インフレが起きることもあります。
この時もインフレを抑えるために金利は上昇します。
そして、景気を良くするために、様々な財政出動をして、国債を増発すると、国債の供給が増えるため、金利が上昇しないと誰も買ってくれません。
見方を変えると、国の財政が厳しくなるので、金利が上昇するとも言えます。
このことを「財政上のリスクがあるので、リスクプレミアムが金利に上乗せされた」と言います。
以上のように、長期金利は、
実質の経済成長率 + インフレ率 + リスクプレミアム
の3つの要素で決まっていきます。
・現在は景気が悪化していて、経済成長率が低下しています。
(金利低下)
・しかも、インフレ率はナイナスです。
(金利低下)
・景気対策のために、財政出動が行われ始めました。
(金利上昇)
と言うことで、
「財政出動が国債の増発」と言う形で現れ始めると、長期金利は上昇していくと考えられます。
経済活動が活発になって、会社の業績も良くなり、インフレが起きると、金利も上昇していきます。
しかし、景気が停滞しているのに、インフレが起きることもあります。
この時もインフレを抑えるために金利は上昇します。
そして、景気を良くするために、様々な財政出動をして、国債を増発すると、国債の供給が増えるため、金利が上昇しないと誰も買ってくれません。
見方を変えると、国の財政が厳しくなるので、金利が上昇するとも言えます。
このことを「財政上のリスクがあるので、リスクプレミアムが金利に上乗せされた」と言います。
以上のように、長期金利は、
実質の経済成長率 + インフレ率 + リスクプレミアム
の3つの要素で決まっていきます。
・現在は景気が悪化していて、経済成長率が低下しています。
(金利低下)
・しかも、インフレ率はナイナスです。
(金利低下)
・景気対策のために、財政出動が行われ始めました。
(金利上昇)
と言うことで、
「財政出動が国債の増発」と言う形で現れ始めると、長期金利は上昇していくと考えられます。