新築ならば、30万円相当のエコポイントが得られる「住宅エコポイント」制度。
これが、「当初予定よりも5ヶ月も早く終了する」と、国土交通省は発表しました。
※住宅エコポイント・・・
地球温暖化対策の推進及び、経済の活性化を図ることを目的として、
エコ住宅を新築された方や、エコリフォームをされた方に対して一定
のポイントを発行し、これを使って様々な商品との交換や追加工事の
費用に充当することができる制度。
昨年9月に景気対策の一環で、「今年12月末までの着工分」まで延期されましたが、申請が予想以上に多くなったため、「今年7月末で打ち切る」ことに変更したようです。
似た例として、エコカー補助金は昨年9月末終了予定が、9月中旬に予算枠に達したため、突然途中で打ち切り、クレームが多発。
その後はメーカー各社が、同額のキャッシュバック等のサービスを実施しました。
家電エコポイントは、徐々にエコポイント対象家電を縮小させることで、一時的に購入が殺到した面もありましたが、エコカー補助金のようなクレームも出ず終了。
では、住宅エコポイントはどうなるでしょうか?
ちょっとしたリフォームならば、「工事着手」が申請基準となるため、7月末も間に合うでしょうが、
新築の場合は、「着工」が申請の基準となるため、現時点で設計が終了したか、ほぼ決まった方でないと間に合いません。
(エコポイント対象の、建築済みマンションなら間に合います)
予算枠を新築とリフォームに分けて、新築については、7月末ではなく当初予定通り、12月末まで実施していただきたいと思います。
予算枠を分けるのが難しければ、金額を減らして継続していただきたい。
新築の場合は検討期間が長いため、その点を考慮が必要です。
こうなると、「フラット35Sの1%金利優遇制度」も12月30日までに申し込みが当初期限ですが、怪しくなりそうです。