大工村

住まいるマネー塾のマネー講座
住宅エコポイント、復活か?
住宅エコポイントについては、環境に配慮した新築と改修工事を、本来今年の年末までに着工すれば、

    新築 ・・・ 所定の省エネ基準を満たす住宅 30万ポイント
    改修 ・・・ 窓、壁、屋根、天井、床、バリアフリー工事に対し、
           改修規模に応じて、最大30万ポイント

だったのですが、予算が無くなったため、7月末で終了しました。

この影響で、7月の住宅着工数は大幅に増加。

この政策は住宅産業にとって、影響が大きく、業界から復活を求める声が政府に寄せられていました。

これを受け、国土交通省は、今年度予算の第3次補正予算に「住宅エコポイント」の復活を要求。

内容は、少し変わっており、

・新築の場合 ・・・ 東日本大震災の被災地域で30万ポイント、
                             その他は15万ポイント
・リフォーム  ・・・ 30万ポイント、耐震化の場合更に上乗せ。

新築よりもリフォームを重視していて、大震災を受け、現在ある住宅の省エネ化を進めなければ、エネルギー消費は減らないとの考えに基づきます。

但し、第3次補正予算が国会を通過しなければどうにもなりません。

通過した場合、実施は早くてH24/1月以降です。