大工村

家作り用語集
地耐力
地耐力とは、地盤が1?あたりどの程度の荷重に耐えられるか、また、地盤の沈下に対して抵抗力がどのくらいあるかを示す指標となるのもです。  前者の荷重を支える力だけを示すものを「支持力」と言い、専門的には「長期許容応力度」と言います。沈下抑制を含む場合には、地盤の上に建つ建物の種類や形状、地下水位、地中の土質などによって変わってくるため、総合的な判断が必要です。建物を建築する場合は、地耐力に応じた基礎構造を採用することが建築基準法で義務づけられています。  一般には、3t以上の地耐力を持つ地盤なら布基礎でよく、それより弱いならベタ基礎が用いられます。造成地の盛り土部分や軟弱地盤に建築物を建てる場合は、地盤の調査をする方が良いとされています。