ボランティアK(ケイ)の「こども工務店レポート」!その②
ようこそ、大工村へ!
今回は、11月12日(土)・13日(日)に行われた大工村の人気イベントの一つ「こども工務店」のレポート(http://daikumura.com/blog/hitorigoto/2016/12/k.html)2回目をお送りします。
2日目の朝。次の上棟式に備えて、前日の上棟を終えた骨組みが解体され始めると「トントン・カンカン」と木槌で手際よく梁や柱が外される音、「カリカリ」とボルトを緩める音が響き渡ります。
通りがかった方も「これは、何をやるの?」と興味津々。
「こども上棟式」は、大工さんと一緒に上棟体験ができるイベント。全ての工程は大工さんとマンツーマンです。
参加できるのは、抽選によって選ばれたちびっ子たち!ヘルメットを手に、「よろしくお願いします!」と元気なあいさつをしてくれました。
いよいよメインイベント「こども上棟式」の始まりです!
お子さんたちは大工さんのサポートのもと、大きな木材を運び、土台から一つ一つ組み上げる作業を行います。木槌を持って大工さんに抱えられ、木を叩いて繋ぎあわせる「せーの!」という掛け声。その真剣で一生懸命な表情は、こども工務店の目指す「キラキラした子供達の笑顔を作る」というメッセージを表していました。
約1時間かかった上棟式。しめくくりは「餅まき」です!お菓子やできたてのお餅は、大工村キラリ店メンバーのつちや餅店さんから届きました。
参加するお子さんたちと、それを優しく見守る親御さん、大工村メンバーたち。
「ありがとうございましたぁ!」の元気な声とともに、たくさんの笑顔に包まれて「大工村こども工務店」は終了しました。みなさん、お疲れ様でした!
今回初めてららぽーと磐田でこども工務店を開催させていただき、活動の場所が少しずつ広がる大工村。家をコツコツ作っている大工さんや職人さんたちの技に、日常生活に近い場所で触れられる貴重な機会は、お子さんにとって大人になってもきっと忘れない思い出になるだろう、と感じました。