こんにちは
いつも大工村の発信をご覧いただきありがとうございます。
『こども達のキラキラした笑顔をつくる!!』でおなじみ、NPO法人大工村です。
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https://youtu.be/XK-PdyHwqsA?si=WghV94w-Hk5w93Pd
「地域の家づくりと地域防災への取り組み」として大工村メンバーへのインタビューを紹介する企画。だいくまんプロジェクトをより確実に地域に浸透させ、実践の際には強いつながりで連携する上で欠かせない大工村メンバーの地域防災への想いや具体的な活動をお聞きしました。
ぜひご一読ください。
【大場建築/大場社長】にインタビューしました!
ホームページ http://www.oba-kentiku.com/
Q. 大場建築さんが⽇頃から⾏っている「⾃助、公助、近助」となるような取り組みを教えてください。
A. 当社には私が物心ついた時から使っている井戸があります。災害時、水不足になることが多いですからこちらを解放して使っていただきたいと思っています。ちなみに、こちらは浅井戸で深さは7〜8メートル。ポンプで組み上げるタイプです。災害時には発電機を利用して稼働させるため、燃料も備蓄しています。飲み水に使用するのは難しいですが生活用水として使えます。
その他には、町内で行われる防災訓練に協力しています。炊き出しやお餅つきをやる際に燃やす燃料として現場の端材を提供しています。端材は常に会社で保管管理しているので、近所で欲しい方は取りに来てくれます。私たちが防災訓練に顔を出すことで「大工さんだ!」と、知ってもらう機会になっています。
Q. ⾃社の家づくりについて。耐震性を⾼めるために⾏っている事は何ですか?
A. 長期優良住宅で耐震等級3を取得する家づくりをしています。ただ、私どもとしては性能値は初めから耐震等級3にこだわるのではなく、お客様がどのくらいの強さをご希望かを把握して、予算と合わせてご提案するような姿勢で家づくりをしています。
具体的には、長期優良住宅では等級3を取得するために耐震パネルなどを使って家を箱のようにして強度を出していきます。ただパネルの場合、一部に接着剤を使っていて長期の使用では劣化の心配も避けられません。そのため、昔ながらの筋交を使って耐震性を高める方法もご提案しています。お客様と家づくりの方向性を確かめ合って、最適なものをご提案できるよう心がけています。
〜お客様へのメッセージ〜
お陰様で当社は、過去に建築させていただいたお客様からのご紹介で仕事をさせていただいています。今後もOB様からの声を最優先に、地域の方の家づくりに取り組んでまいります。
私たちが仕事をしていることそのものが防災となり災害時に役立つ、ということで大工としての存在意義が感じられるのは嬉しいことですね。そんな想いを持って、これからの仕事にも励みたいと思います。