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災害時の役立ち情報の記事

だいくまんプロジェクトから夏のご挨拶♪ 楽しい季節の前に、ちょこっと「防災」のおさらいをしませんか?

こんにちは
いつも大工村の発信をご覧いただきありがとうございます。
『こども達のキラキラした笑顔をつくる!!』でおなじみ、NPO法人大工村です。

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5月に夏日を体験した今日この頃。早速夏の気配を感じていませんか?

今回は、本格的な夏を迎える前に、大工村から皆さんに「大切な準備」について、ゆる〜く、でもとっても大事なお知らせです♪

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その①:TikTok、コツコツ更新中!
先日もお知らせしましたが、大工村のTikTok、実はスタッフがコツコツと更新を続けております!
TikTokアカウント>https://www.tiktok.com/@daikumura
「え、まだ見てないよ」というそこのあなた!ぜひ一度のぞいてみてくださいね。
クスッと笑える大工さんの日常や、お家づくりのプチ豆知識などをお届けしています。フォローや「いいね」をいただけると、スタッフ一同めちゃくちゃ励みになります!

その②:そろそろ気になる「雨」と「台風」の季節
最近のニュースを見ていると、今年は梅雨の訪れが少し早そうな気配......?
ということは、台風の季節もあっという間にやってくるかもしれません。

そこで、お天気が穏やかな「今のうち」に、お家でできる準備を2つだけ見直してみませんか?

防災グッズの中身、期限切れはない?
「備蓄品、一応リュックに入れてあるよ!」という方も、カンパンの賞味期限やライトの電池が切れていないか、今一度チェックしてみてくださいね。

ハザードマップで、地域の避難所を確認!
最近メディアでもよく耳にする「ハザードマップ」。これから新しくお家を建てようと考えている方はもちろん、今お住まいの地域の環境がどうなっているか、改めて確認しておくのがおすすめです。「もしもの時の避難所はここだな」と家族でシェアしておくだけでも、安心感が全然違いますよ!

楽しい夏を思いきり満喫するために。
大切なご家族と自分を守る準備を、ぜひこの週末にでも「ゆるっと」始めてみてくださいね。

以上、だいくまんプロジェクトでした!

水害から見えた「強い家」の共通点。基礎がシンプルだと、なぜ安心なのか?

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先日、社協さんとの水害勉強会で、ある大工さんとこんな話をしました。
「水害復旧で床下を乾かす時、基礎の形がシンプルだと作業がめちゃくちゃスムーズだよね」

実はこの一言に、長く住み続ける家をつくるための「本質」が隠されていました。今日は、プロの間でも「なるほど!」と盛り上がった、基礎と構造のお話を共有します。

「風が通らない!」復旧現場での気づき
水害に見舞われた際、一番の課題は「いかに早く床下を乾かすか」です。
ここで明暗を分けるのが、基礎の形状です。

複雑に入り組んだ基礎は、空気の逃げ道がなく、湿気がこもってしまいます。復旧作業でも「ここに風が通らない!」と苦労することが多いのです。

一方で、例えば「OMソーラー」のような空気集熱式の家は、もともと床下に空気を流す設計のため、基礎が非常にシンプルに作られています。こうした家は、万が一の時も風が通りやすく、圧倒的に乾かしやすい。つまり、「メンテナンス性の高い家」は、有事の際の「復旧力」も高いということなんです。

構造計算をすると、基礎は自然とシンプルになる
では、どうすればそんな「風通しの良い基礎」になるのでしょうか?答えは、正しく「構造計算」を行うことにあります。

「えっ、複雑な方が頑丈なんじゃないの?」と思われるかもしれません。
でも、実は逆なんです。

無理のない、素直な構造計算をしていくと、柱や壁の配置が整い、それを支える基礎も自然とシンプルにまとまっていきます。反対に、構造に無理がある家ほど、それを補強するために基礎が迷路のように複雑になってしまいます。

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「もしも」のためは、「ふだん」のため
基礎がシンプルで風通しが良いということは、水害の時だけでなく、日々の暮らしにも大きなメリットがあります。

床下の湿気がたまらない: シロアリや腐食のリスクを抑え、家が長持ちします。

点検がしやすい: 床下潜っての点検もスムーズ。異常にすぐ気づけます。

たとえ水害リスクが低いエリアにお住まいの方でも、この「基礎のシンプルさ」は、30年、50年と家を守るために欠かせないポイントです。

これから家を建てる方は、プランを作成してくれる方へ「基礎の形はシンプルですか?」「床下の風は通りますか?」と聞いてみてください。

そんな一言が、あなたの家を「もしも」の時にも強い家づくりへと導いてくれるはずです。

秋祭りの様子から考える、災害時のトイレの備えについて

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長く感じた夏がやっと終わり、日中も過ごしやすくなってきました。10月は秋祭りの催しが増えてきます。皆さんの地元でも開催されることと思います。遊びに行く方や運営を手伝う方など、近くに住んでいても普段は見かけない方と会う機会にもなる秋祭り。地域コミュニティづくりにも有効な行事かもしれませんね。

実は今回お伝えしたいのは、お祭りの時のトイレ問題!これが災害時の状況とちょうど重なる状況と考えられます。お祭りが行われるのは、みなさんのお近くの公会堂ですね。そこへ町民が集まり、トイレ利用で行列ができることもしばしばあるでしょう。もし、そこが災害時の避難所となったことを想像すると、同じことが起きるということが言えます。

先日視察で出かけたぼうさいこくたいでは写真のようなトイレ設備が紹介されていました。数百人規模が利用する想定で、およそ2~3日程度使える容量が備わっているそうです。こちらを利用しても、災害時にはトイレ利用を待たなければいけないでしょう。気持ちにゆとりがない時の待ち時間は、どんな人にとっても良いものではありません。避難所があるから大丈夫ではない!ことも知っていただきたいと思います。

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特にトイレは、年齢によるものや男女差があります。プライバシーの守り方についても個人によって感覚が違い、便秘になって体調を崩すかたもおられます。仮に地面に穴を掘ってトイレをしよう!と思っても道具が必要です。どうぞ、今からでもご自分にあったトイレを見つけて、準備していただくと良いと思います。

大工村では、災害時にも安心して住めるよう、自宅が避難所になる家を作る技術を持った工務店が揃っています。さらに、リフォームも得意なメンバーばかりです。気の合う工務店探しは今からでも遅くないです。ぜひ大工村のサイトでチェックしてお問い合わせしてみてくださいね。

◯大工村サイト 匠一覧(大工村メンバーの一覧ページです)
https://daikumura.com/masters/

【だいくまんプロジェクト】水害対策のプロジェクトが進行中です!

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例年より早い梅雨明けとなり、すっかり猛暑がやってきました。今後は急な雨や台風のニュースも増えてきそうです。安全に夏を乗り切るために、大工村では引き続きだいくまんプロジェクトの充実を図っています。

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今回は、災害の一つである水害対策としてのプロジェクトとして地域の各団体の方向けに開催する研修のお知らせです。この研修は、大工村の技術顧問である中谷様が提供してくださった水害マニュアルの活用に関するものです。いざという時にマニュアルを活かすために関係者が内容を理解して意識統一を図ったり、実践に即したシミュレーションをしてみたりできるといいですね。初回となる研修ですので、顔合わせを兼ねて行います。

水害時に建築のプロがボランティアとして被災したお家へご訪問する体制を整えているのがだいくまんプロジェクトです。それに対して、一般の方にはもしご自分のお住まいが水害の可能性が高いエリアの場合、予め想定される被害とその改修費を把握してくことが重要です。

関わりのある工務店さんや知り合いの大工さんがいらっしゃれば、定期点検の時などに改修内容のチェックとその見積もりを作成してもらえるか相談してみてください。被害が出た後は、工務店さんや大工さんは応急処置に周り、見積もりのための訪問に時間が取れないことが想定されます。そのためにも、災害への備えの一つとして、お住まいの点検と被災を想定した見積もりの準備をご検討ください。その見積もりがあれば、素早く保険を申請でき、改修費用の確保もスムーズになるはずです!

このような見積もりの手配といったアドバイスができるのも「水害マニュアル」の内容を理解することがきっかけとなっています。だいくまんプロジェクトの充実のためにも、建築関係者の方にさらに理解を深めていただき活用に加わっていただけるよう働きかけていきたいと思います。

今できる水害への備え。準備へのアドバイス〜中谷岳史助教授インタビュー②

前回は中谷先生(信州大学助教授)へ、水害復旧に携わるようになったご自身の被災体験談や、研究開発されていた住宅の工程管理のノウハウが活かされることにつながったというお話を伺いました。

 

今回は、復旧支援を通じて分かったことから、今できる水害への備えとして、具体的にどんな準備をすれば良いか、アドバイスをいたただきました。

 

〜〜〜

Q.もともと研究なさっていた住宅の工程管理の「水害復旧版」は、実際にどのように現場で受け入れられたのでしょうか?

A.私が被災した経験の話です。水害に遭って2週間ぐらいは妻も普通に過ごしていましたが、3週間目ぐらいから疲れも出て来て苦しい様子でした。そうした時、工程管理に基づいた話から「この先どうなるのか」ということが具体的にイメージできるようになったことで、みんなと同じように良くなっていく、という安心感へとつながったようです。

 

Q.気持ちが沈んでいるところへ、復旧の目処や兆しが見えるような役目をはしてくれた工程管理だったんですね!工程管理について、他にはどんな重要ポイントがありますか?

A. 予算計画の大切さです。まず、建物を建築的な診断をすることで、やみくもに壊してフルリフォームするのではなく、部分的な改修で済ますといった応急処置のメニューの幅が出てきます。これはお金につながることですね。また、行政の給付金や保険金が振り込まれるタイミングといったことも、予算計画で把握しておきたい内容です。

 

実際の復旧作業には人手と資材が必要になります。いずれもお金に関わることですので、予算計画が大切になるわけです。予算計画と工程管理の両方が整えば、多数のプロジェクトを進行させることができ、少しでも早く日常を取り戻せる方が増えることになります。

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Q.では、続いて今できる水害への備えとして心がけておきたいことや具体的な準備へのアドバイスをお聞かせください。

A.災害後の支援要求は、どんな場合でも住民の方が自ら手続きすることが基本です。災害ボランティアの要請や、行政や保険会社や工務店へ働きかけることを行ってください。

 

次に、水害復旧に役立つモノをご紹介します。

◯ダクトファン→室内に侵入した土砂は乾かしてから復旧作業することをお勧めしています。(室内の空気汚染になるカビの発生を防ぐため)床下や他を乾燥させるために利用するものです。ダクトの径は200mmがおすすめです。

(参考商品/https://amzn.asia/d/fWH2Lmv

◯洗濯用洗剤・アタックゼロ(推奨)→液体とワンハンドタイプの両方です。室内清掃で使います。水拭きでは手間が掛かり、さらに汚れが落ちにくいです。(経験上4回くらい掛かる想定)そのため、洗剤による洗浄が必須です。大容量のモノを数個ご用意ください。

室内の乾燥は、拭き掃除を行った後、ダクトファンを使うようにしてください。(空気汚染を抑えるためです)

◯ドライワイパー→長めのモノが良いです。床に溜まった汚れを全部押し出す時に使います。

◯デッキブラシ→樹脂のブラシ、1本あると便利です。

◯ジクロロイソシアヌル酸塩→プールや温泉の浄化として使われる消毒薬です。洗剤で拭き取った後の消毒として使います。

◯風呂水ポンプ→お風呂の浴槽で洗濯洗剤水や消毒液を大量に作り、排水時に使います。家中に散布する際に役立ちます。

◯低温調理器→1000wタイプ。ライフラインの中でもガスの復旧は他よりも時間が掛かるため、入浴のために活用します。これを朝から浴槽に沈めて夕方、入浴のお湯にできます。

ご紹介したものは、日常使いできるものもあります。ローリングストックしながら、ご準備していただければと思います。

 

〜〜〜

中谷先生、インタビューのご協力ありがとうございました。

被災経験やこれまでの研究開発の内容と水害復旧とのつながりをとても興味深くお話を聞かせていただきました。先生が提案されている水害復旧の工程管理が各地に浸透し、それによって建築工事に当たる大工さんや工務店さんが関わるプロボノのネットワークが広がっていくよう、だいくまんプロジェクトも推進していきます。今後ともどうぞよろしくお願いします!