大工村

家作り用語集

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ポーチ
ポーチとは、建物本体とは別に、専用の屋根や庇(ひさし)をもつ張り出した出入り口のことです。建物の外壁に大きなくぼんだ空間をつくり、そこに玄関扉を設けた場合にもそのスペースをポーチと呼びます。 現在では、屋根がなくても玄関前にタイルやレンガなどの素材を敷き、スペースを区切れば、それをポーチと呼ぶのが一般的になっております。
パラペット
パラペットとは、屋上やバルコニーなどの外周に、外壁に沿って立ち上げた低い壁のことです。墜落防止や防水などの役目をしています。
広縁
広縁とは、一般的に幅の広い縁側のことを言います。和室の外側に設けられた細長い板敷きの部分のことを縁、縁側といい、幅の広い縁を広縁と呼びます。一般的な縁側の幅は3尺(91cm)程度ですが、広縁は4尺(120cm)以上の幅のものを指します。 広縁を設ける事で、座敷に開放的な空間を持たせ、外の日差しが入るので、畳が傷むのを防ぐなどの効果が有ります。
ホルムアルデヒド
ホルムアルデヒドとは、合板、接着剤、塗料等に幅広く使用されており、シックハウスの原因物質として最も有名です。 ホルムアルデヒドが含まれた空気を吸い込んだときに、鼻や喉に刺激があります。臭いに気付かないような低い濃度であっても、頭痛や倦怠感を覚えたり、アレルギーのような症状が出たりします。 現在では、建築基準法によりホルムアルデヒドを放散する建材の使用制限が設けられています。
梁(はり)
梁とは、建物の骨組みのなかで、柱の上部の側面にホゾ(接合するための突起)差しで止めてある水平材(横架材)のことです。柱が斜めに倒れないように建物を支える構造材のひとつです。  元来は屋根の棟木と直角の梁行き方向に走っていたものを「梁」といい、棟木と水平のものを「桁」といっていましたが、現在は桁行き方向でも梁を渡します。鉄筋や鉄骨マンションでも、構造上、非常に重要な役目を果たす。マンションなどによく用いられるラーメン構造では、柱に直接つながっている主要な梁を「大梁」、大梁でささえる梁を「小梁」といいます。
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