大工村

家作り用語集

は行の記事

Pタイル
Pタイルとは、プラスチック系床材で、タイル状に成型されているものを言います。 Pタイルには、その材料によって、塩化ビニル系タイル、アスファルト系タイル、ゴム系タイルなどの種類があり、一般的に「Pタイル」と言う場合には、塩化ビニル系タイルのうち硬質のもので、大きさが30センチ×30センチのものを指して言う事が多いです。
ベタ基礎
ベタ基礎とは、建物を支える下部構造のことで、建物下の地盤全体に鉄筋を配筋し、そこにコンクリートを流し込んで作ります。この鉄筋コンクリート面全体で建物を支える構造になっているため、地震や台風などの衝撃を効果的に地盤へ逃がすことができます。 地面をコンクリートで覆うのでシロアリを防いだり、地面からの水蒸気を防ぐ効果も有ります。縁の下をもたない床をつくる場合や、軟弱な地盤に使われることが多いです。
ハッチ
ハッチとは、間仕切りや収納棚に設けられる小さな開口部で、両側から物を出し入れできるものを言います。 キッチンとダイニングの間に設けられることが多く、食器棚として用いられたり、皿や料理のなどの出し入れする配膳などに用いられています。開口部を閉じるための扉が付いていることもあります。ベランダなどの避難用に取り付けられている開口部のことも「ハッチ」と呼ばれています。
ヒートポンプ
ヒートポンプとは、ポンプが低い所から高い所へ汲み上げるのと同様に、温度の低い所から熱を集め、高い所へと移動させる働きをすることを言います。 電動ヒートポンプでは、電気は熱エネルギーとしてではなく、熱を移動させる動力源として利用されるため、消費電力の3倍近くの熱を利用できると言われています。石油などの化石燃料を燃やして熱を得る従来のシステムに比べてエネルギー効率が良く、環境への負荷が低いシステムです。エアコンや給湯器などに多く利用されています。
ベランダ
ベランダとは、外に張り出した縁のことで、屋根のあるもののことを言います。屋根の無いものをバルコニーと言います。本来はこうした区別が有るのですが、現在では建物の形が多様化しつつあることにより、ベランダ、バルコニーとも区別されずに使われることが多いのが現状です。