大工村

家作り用語集

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VOC(揮発性有機化合物)
VOCとは、日本語で『揮発性有機化合物』です。常温で気化する有機化合物のことを指し、この中にはシックハウス症候群の原因とされているホルムアルデヒドやトルエン、ベンゼン、キシレンなどが含まれます。 このVOCの特徴としては特有の臭いが有り、油などを溶かしたりすることができるので、塗料などの溶剤などに多く使われています。また、VOCにはアルコールなどといったものも含まれているので、シックハウス症候群の原因のみではなく、揮発しやすい有機化合物のことを総称してVOCといいます。 過剰に吸い込むと頭痛や吐き気、目まいがする事が有ります。
ハイサッシ
ハイサッシとは、高さが天井近くまである大きなサッシのことです。リビングに設けられることが多く、採光、通風、眺望にすぐれます。また開放感があり、部屋も広く見えるなどのメリットがあります。 マンションなどでは、通常、窓上部に梁が張り出しているので、ハイサッシは採用できませんが、一部逆梁工法などの採用でハイサッシを設置しているものもあります。
バリアフリー
バリアフリーとは、「バリア"barrier"」は「壁」や「妨げになるもの」という、「フリー"free"」は「ない」という意味の英語をいっしょにした言葉で、その意味から、お年寄りや身体の不自由な人などを含めただれもが壁を感じることのないような社会をつくろうという考え方です。 住宅など建物のバリアフリーとは、階段の段差をなくしたり、手すりを付けたり、廊下の幅を広くするといった部分で行わ、障害者や高齢者などが生活しやすい環境を作ることを指します。 バリアフリーの考え方の発展として、ユニバーサルデザインが有ります。
吹き抜け
吹き抜けとは、複数階の建物で、2層以上の高さにまたがって床を設けないスペースのことを表します。玄関ホールや階段上に設けるケースが多いですが、最近では居間の吹き抜けも増えています。 空間的な広がりを演出できる反面、冷暖房効率はやや落ち、臭いや音が伝わりやすい難点もあります。
バルコニー
バルコニーとは、建物の外壁から張り出し、室内の延長として人が出入りできるスペースのことで、屋根の無いもののことを言います。また、屋根の有るものをベランダと言います。本来はこうした区別が有るのですが、現在では建物の形が多様化しつつあることにより、ベランダ、バルコニーとも区別されずに使われることが多いのが現状です。 建築基準法では、バルコニーは手すりもしくは壁が付けられていることが必須で、手すりの高さは床面から110cm以上と決められています。また、階下の屋根部分を利用して作ったバルコニーを「ルーフバルコニー」と言います。
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