2008/03/03
坪単価とは、床面積一坪(3.3�u)あたりの工事費の事です。たとえば40坪の家で工事費が2000万円なら、坪単価は50万円になります。
注意しなければならないのは、坪単価を算出する際に「延べ床面積」か「施工床面積」のどちらを使用しているかという点です。「延べ床面積」には、ベランダ、小屋裏収納、地下室、一部の車庫、玄関ポーチなどは含まれていません。それらを含んでいるのは「施工床面積」で、当然、「延べ床面積」よりも「施工床面積」のほうが広いので「延べ床面積」で算出するよりも「施工床面積」で算出するほうが安くなります。
坪単価を出すときにどちらを使用するかは、メーカーによってまちまちのなので、表記されている坪単価がどちらの面積で算出されているかを確認する必要があります。
2008/03/03
床の間とは、座敷の上座に取り付けられた、一段高い床のことです。和室の広さ用途によりしつらえが異なりますが、床は床畳か床板を用い、床柱、床框(とこかまち)、落とし掛けなどで構成されます。基本的には東又は南向きとなります。床の間は、和室の象徴として大切にされており、和室の構成上、伝統的な法則があり、格式が重要視されています。
一般的には平安時代の置畳より始まり、鎌倉・室町時代頃から形成され通常の床面よりも一段高い上段などを総称して言われるようになりました。これを原型として、座敷飾りとしての床の間が発展してきたと言われています。
2008/03/03
高さ制限とは、その土地に建てられる建物の高さの上限を制限するものです。用途地域や高度地区の種別、都市計画などによってそれぞれの上限値が決められています。例えば、第一種低層住居専用地域や第二種低層住居専用地域内の場合、高さの上限は都市計画で定められた10mまたは12mとなっています(場所によって異なる)。
2008/03/03
デッキとは、建物の外部空間に隣接された、床のことです。木製の床が多く、住宅ではほとんどの場合、ウッドデッキのことを指します。
本来は、船の甲板や電車や列車の客室の外側にある、乗降用の部分、バスの乗降部分、空港や桟橋に設けられた送迎用の露台をさす言葉ですが、最近では、住宅まわりに限らず、一般建築物や公共スペースでも木の床であればデッキと呼ばれるケースが多くなっています。
2008/03/03
床脇とは、床の間の横にある、さまざまな棚を組み合わせた装飾的な空間の総称を指します。棚の付け方、天袋・地袋の有無や形、大きさなどによって、意匠の変化は無数にあります。
棚の形式は、左右の壁から段違いに張り出して小さな束(海老束)でつなげる違い棚が一般的。載せた物などが落ちないように棚板の縁につけた鳥や波の形をした木を筆返しといいます。床の間との境の壁に狆潜(ちんくぐ)りや洞口(ほらぐち)などの吹抜けをつけるタイプもあります。