2008/03/03
耐力壁とは、筋交いや構造用の合板で構成された壁で、地震・台風などに抵抗するとともに、長年の建物の変形にも抵抗するようにされた壁のことを言い、建築基準法第20条に基づいて規定されます。
建築物の形状や面積により、どれだけの耐力壁が必要かという基準のことを必要壁量といい、この必要壁量の計算方法も建築基準法に規定されています。
耐力壁の種類には、柱と柱の間に斜めに筋交いと呼ばれる木材を入れる、柱と柱の表面に合板などの面材を張るなどの方法があり、それぞれの部材の寸法や工法により耐力壁としての壁倍率数値が異なります。
地震・台風の際は1階により大きな力が伝わるため、また家自体の重さも支えるため、耐力壁は一般的に2階より1階の方が多く必要となります。耐力壁は偏りなくバランスよく配置することが大切です。
2008/03/03
直接照明とは、天井や壁に直接付けられた蛍光灯や、天井から吊り下げた電球で部屋を明るくする方式です。ランプの中心から下方に、90%以上の光束をもつ照明のことを言います。下から見上げると、光源(蛍光灯や電球)が見える方式で、放射された光が直接作業面を照らすため、照明効率が高く、最も一般的に使用されている照明です。
2008/03/03
動線とは、住宅内、室内などの空間における人の動きを線で表したものです。生活の中での動きは実は意外とパターン化していることが多く、空間で人の流れがスムーズに行えるように、設計段階で熟考することが大切です。
家事動線とは、住宅において炊事や洗濯など、家事をする時に人が動く経路のことを指して言います。デザインにこだわりすぎると、家事動線の長い非効率な間取りになるので注意しましょう。
2008/03/03
太陽光発電システムとは、太陽光のエネルギーを太陽電池で電気エネルギーに変換して電力を供給する システムのことを言います。
昼間発電した電力で家の電気を賄い、余った電力は、電力会社に売ることが、できます。雨の日などの発電量が足りない時や、夜間は従来通り購入します。発電、売電、買電はすべて自動的に切り替えられるので、面倒な操作は不要です。 また、非常用電源ユニットの使用により災害時(停電時)の必須設備を稼動させ、電気を供給する事もできます。
2008/03/03
付書院とは、和室の座敷の床の間の脇に設けられる書院の一種です。書院には平書院と付書院があり、付書院は棚板と明り取りの障子で構成され、棚板の奥行の分だけ、縁側または外部に張り出しているものを言います。 一般的に付書院を簡略化したものを平書院といいます。