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千葉の水害被災地に向けて、大工村では技術顧問である中谷先生のご指導のもと、水害復旧支援に向けた準備を着々と進めています。災害支援と聞くと、多くの方は「被災地へ駆けつける」「物資を直接届ける」といった場面を思い浮かべるかもしれません。しかし実際の支援は、現地に向かう前から始まっています。
地味な準備の裏にある、確かな理由
今回の支援では、水害を受けた建物の床下を乾かすために使用する「ダクトファン50台」の発送準備を行いました。
機器ひとつひとつに管理番号をつける
輸送用のトラックを手配する
現地に到着した際の連絡方法まで細かく確認する
一見すると地味な作業ばかりかもしれません。しかし、これらは現地で一刻も早く復旧を進めるために、決して欠かすことのできない重要なプロセスです。
なぜ、普段から機材を保管しているのか?
当グループが普段からこれらの設備を保管し、いつでも動かせるようにメンテナンスしているのには理由があります。
水害に遭った床下をしっかり乾燥させるには、機器を3ヶ月以上使いつづける(稼働し続ける)必要があるからです。そしてもう一つ大切な理由は、「自分たちの街でも、いつ災害が起きるかわからないから」です。
被災地を助けることと、自分たちの足元(地域の備え)を固めること。
この両方の準備があって初めて、いざという時に当事者意識を持って素早く動くことができます。
一人のヒーローではなく、みんなの技術を持ち寄る
災害支援は、現場に到着した瞬間から始まるものではありません。
目に見えない前準備の段階から、すでに始まっています。
誰か一人がヒーローになる必要はありません。
手配をする人、機材を整える人、技術を持つ大工さん。それぞれが「自分のできること」を持ち寄り、つながった時にこそ、大きな支援の力になります。
家を建てることも、災害から地域の暮らしを守ることも、本質は同じです。
私たちが目指す「強い街づくり」は、こうした日頃の備えとネットワークから始まっています。

