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フラット35の優遇金利復活
第3次補正予算の成立を受けて、国土交通省は、「フラット35Sの金利優遇策」を10月21日付けで復活しました。

適用は、10月1日以降に申込み、12月1日以降に資金を受け取る物件が対象です。

締切りは、来年10月31日申込み分までですが、予算枠に達すれば早期中止となります。
一部情報によると、予算枠が160億円程度とのことですので、予算枠がなくなるのも早いと予想されます。

新たな金利優遇は「大震災の被災地は1.0%、その他地域は0.7%」となりました。

優遇期間は当初5年間が上記の通りで、その後5年間は0.3%となりますが、省エネルギー性能がより高かったり、長期優良住宅のように住宅の性能が高ければ、更に10年間0.3%優遇が継続するタイプもあります。

詳細はこちらのチラシをご覧ください。

金利優遇の効果(20年間優遇の場合)
 ・2011/11月 21年以上返済の金利 2.20%

    1年目~ 5年目 2.20%⇒1.50% -0.7%
    6年目~20年目 2.20%⇒1.90%  -0.3%
    21年目~      2.20%

  2000万円を35年返済で借りると148万円程度の利息が軽減されます。

フラット35の優遇金利 復活か?
国土交通省は、今年末で終了予定の「フラット35Sの1%金利優遇策」を、申込み多数のため、「9月末申込み分」までに前倒し終了しました。

現在の金利優遇は「0.3%」に縮小した上で、来年3月末まで継続されます。

優遇期間は基本は10年間ですが、住宅の性能が高ければ、20年間0.3%優遇タイプもあります。

こちらも予算枠があるため、枠の上限に達したら途中打切り

尚、来年4月以降は、フラット35Sの10年タイプは当初5年間は0.3%優遇、20年タイプは10年間0.3%優遇が継続されます。


ここまでが、8月上旬に発表された内容ですが、日経新聞によると、今年度予算の第3次補正予算で、

大震災被災地3県は1.0%優遇、その他地域は0.7%優遇を復活する方針とのこと。

適用は5年間。(私の推定ですが、長期優良住宅はたぶん10年でしょう)
省エネルギー性能の高い住宅に限定のようです。

尚、予算枠が160億円程度とのことですので、予算枠がなくなるのも早いと予想されます。


優遇金利がころころ変わりますので、いつ建てるかによって利息の損得も随分変わります

2000年万円を35年間、フラット35Sの10年優遇タイプで借りた場合、
いくら利息が軽減されるかと言うと・・・

 9月までは1%優遇                  ・・・約200万円(10年間優遇)
10月からは0.3%優遇                 ・・・ 約60万円(10年間優遇)
補正予算成立後(たぶん来年1月以降)0.7%優遇・・・約76万円(5年間優遇)
住宅エコポイント、復活か?
住宅エコポイントについては、環境に配慮した新築と改修工事を、本来今年の年末までに着工すれば、

    新築 ・・・ 所定の省エネ基準を満たす住宅 30万ポイント
    改修 ・・・ 窓、壁、屋根、天井、床、バリアフリー工事に対し、
           改修規模に応じて、最大30万ポイント

だったのですが、予算が無くなったため、7月末で終了しました。

この影響で、7月の住宅着工数は大幅に増加。

この政策は住宅産業にとって、影響が大きく、業界から復活を求める声が政府に寄せられていました。

これを受け、国土交通省は、今年度予算の第3次補正予算に「住宅エコポイント」の復活を要求。

内容は、少し変わっており、

・新築の場合 ・・・ 東日本大震災の被災地域で30万ポイント、
                             その他は15万ポイント
・リフォーム  ・・・ 30万ポイント、耐震化の場合更に上乗せ。

新築よりもリフォームを重視していて、大震災を受け、現在ある住宅の省エネ化を進めなければ、エネルギー消費は減らないとの考えに基づきます。

但し、第3次補正予算が国会を通過しなければどうにもなりません。

通過した場合、実施は早くてH24/1月以降です。
フラット35S 1%金利優遇 早期終了
国土交通省は、今年末で終了予定の「フラット35Sの1%金利優遇策」を、12月末での終了予定が、申込み多数のため早期に予算枠を使い切る可能性が出てきたため、「9月末申込み分」までに前倒しすると発表しました。

詳細はこちら

但し、金利の優遇は「0.3%」に縮小した上で、来年3月末まで継続されます。

優遇期間は基本は10年間ですが、住宅の性能が高ければ、20年間0.3%優遇タイプもあります。

こちらも予算枠があるため、枠の上限に達したら途中打切り

尚、来年4月以降は、
フラット35Sの10年タイプは当初5年間は0.3%優遇、20年タイプは10年間0.3%優遇が継続
されます。


住宅産業は裾野が広く、住宅建築が増えることで景気回復への影響も大きいため、金利優遇策を継続するようです。

フラット35金利優遇策 締切り前倒し、継続?

日経新聞によると、

国土交通省は、今年末で終了予定の「フラット35Sの1%金利優遇策」を、来年以降も継続する方向で検討しているとのこと。

住宅産業は裾野が広く、住宅建築が増えることで景気回復への影響も大きいため、金利優遇策を継続する方針のようです。

 

フラット35Sの金利優遇策は、もともとは0.3%。これは来年3月末までの時限措置。

これに対し、昨年2月より1%優遇(10年タイプ)に加え、更に20年タイプは、次の10年間を0.3%優遇する景気刺激策が始まりました。

この対策は本来今年12月30日までの申込み分の予定が、申込み多数のため予算枠が近づいていて、9月末か10月末で前倒し終了の可能性が出てきました。

 

現在は1%優遇ですが、継続される場合は、0.5%か0.3%。

また、融資率も100%から70~80%に抑制する方向のようです。

 

金融機関から「民業圧迫」とのクレームが出ているための措置のようです。

 

予算計上は、今年度予算の第3次補正予算か来年度予算。

第3次補正予算は、本格的な震災復興予算としてこれから検討に入る内容。

仮に第3次補正予算に計上されても、国会を通過するのは早くても今年一杯。

 

となると、優遇金利はこんなイメージで継続されることになりそうです。

 

1%優遇              ・・・ 9月末(又は10月末)前倒し終了

当初の0.3%優遇に戻る    ・・・ 10月(又は11月)より

新規0.5%(又は0.3%)優遇 ・・・ 1月より、融資率縮小

 

混乱しそうです。