大工村

家作り用語集

内装・間取り・用語の記事

耐震改修
耐震改修とは、耐震診断により不適格な建物に対し、地震が起きた際に建物が倒れにくくなるよう、基礎や壁の補強、老朽箇所の取り替えなどを行う工事の事を言います。住宅により弱点が異なりますので工事をしなければならない部位が異なります。
広縁
広縁とは、一般的に幅の広い縁側のことを言います。和室の外側に設けられた細長い板敷きの部分のことを縁、縁側といい、幅の広い縁を広縁と呼びます。一般的な縁側の幅は3尺(91cm)程度ですが、広縁は4尺(120cm)以上の幅のものを指します。 広縁を設ける事で、座敷に開放的な空間を持たせ、外の日差しが入るので、畳が傷むのを防ぐなどの効果が有ります。
格子戸
格子戸とは、格子状の引き戸や扉のことです。
透視図(パース)
透視図とは、建物の内観あるいは外観をある視点から見て、透視投影により描いた完成予想図の事です。写真で撮ったように建物の完成予想図を立体的に表現するため、完成イメージをしっかりと把握する事ができます。 透視図はパースとも呼ばれ、最近ではCADやCGなどコンピューターを使用し、より正確に描かれています。
寄棟(よせむね)
寄せ棟とは、棟から四方に広がりのある屋根の形式を言います。唐招提寺金堂など、奈良時代前後にもっとも活用された形状で、切妻と比較して妻側の雨水処理(排水)が良く、合理的な屋根といえます。日本では切妻屋根と並び代表的な屋根の形式です。
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