大工村

大工村公式ブログ
大工道具ってどんなもの?~鉋(かんな)~

ようこそ、大工村へ!
大工村では、これまでにも大工さんのお仕事をご紹介(https://daikumura.com/blog/hitorigoto/2017/03/post-933.html)してきましたが、まだまだ大工さんのことを知りたい!という方もいらっしゃると思います。
ということで今月から、大工さんのことをもっと知っていただくため「大工道具」のご紹介を始めたいと思います!

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【鉋(かんな)】とは?
材木の面を削って滑らかにする道具です。小中学校の授業で使ったことがある、という人が多いのではないでしょうか。
鉋は基本的な大工道具でありながら、技術ひとつで木を鏡のように輝かせることもできる奥の深い道具です。
「削ろう会」http://kezuroukai.jp/)という手道具や伝統技術を追求している団体が開催している鉋屑の薄削りの全国大会では、なんと1/1000ミリの薄さを争う熱い戦いが繰り広げられます!

心と技が伴うのがまさに一流の大工。
例えば大工村メンバーとつながりのある愛知県西尾市の「三矢建築」代表の三矢昌行さんは、ご自身も非常に高度な技術を持ち合わせた職人であり、その技術と人柄をもって大工さんたちを導く存在でもあります。
三矢さんのお弟子さんの細田保貴さんは、「削ろう会」の全国大会を制覇。
また別のお弟子さんは、大工村後援の「大工職人まつり」の鉋薄削り大会で優勝を飾ってくれました。このお弟子さんは大工職人まつりの大会に出場する際、自分がどの台に当たるかわからなくても全台の鉋をきちんと整備し、まつりの終了後も片付けの最後までお手伝いをしてくれましたよ。

道具を使うだけではなく、使う前の手入れや調整から手を抜かず魂を込める。
それが、大工という職人さんたちなのです。

家づくりに楽しい生活の秘訣教えます

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わくわく新聞 第11・12号

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クラシカル 第7~9号

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大工さんたちの強い味方・「大工村」の加工実績をご紹介!

ようこそ、大工村へ!
日本の建築シーンでは、プレカット(コンピューターによる加工)が主流になるにつれて、手加工のできる場所が少なくなってきました。
静岡県磐田市にある「手加工場」大工村は、大工村メンバー以外の大工さんたちにもご利用いただけるため、これまでにも日本全国からのご用命をいただいているんです!

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【神奈川県大磯町】の旧吉田茂邸の再建を請けた名古屋の業者さんは、「広くて加工しやすい作業場」を求めて大工村へ。

【奄美大島】にお住まいの旧・竜洋町(現・静岡県磐田市)出身のお施主様は、「地元の天竜材を使って家を建てたい」とご依頼をいただき、竜洋地区の大工さんがすべて手加工して、骨組みを陸運・海運を駆使して現地まで運びました。

【北海道】の大貫寺様と永福寺様は、東京の工務店さんに新築を依頼され、大工村で手加工を施して出荷することになりました。

プレカットの主流化が進んでも、「大工さんの手で一本一本削られた木を使いたい」と熱望される方は日本各地にいらっしゃいます。
そんな方々のためにも、大工村はこれからも大工さんたちの味方でありたいと思います。

大工村ってどんなところ?手加工場ってどんなところ?と気になった方は、ぜひ一度「材木屋ツアーズ」にお越しくださいね♪

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