大工村

大工村公式ブログ
ノリさん、教えて!~どうして森の空気はおいしいの?~

ようこそ、大工村へ!村長のノリです。
今回は、こんな質問に答えてみたいと思います。

Q:どうして森の空気はおいしいの?
A:主にこういった理由が挙げられます!

・樹木の放出する香りの心地よさをおいしいと感じる
・樹木から発散されるフィトンチッドという物質が、人間の脳に清々しさを感じさせる
・排気ガスや飲食店のにおい等を含んだ空気に慣れていると、余計なものが混ざっていない空気をおいしいと感じる

この「おいしい」という表現には、「気持ちが良い」「清々しい」といった感情が含まれていると思いませんか?
心がリラックスして、イヤな気持ちやストレスがどこかにいってしまう......森にはそんな効果がありますよね。

「森」という名前でなくても、木がたくさんある公園や高原、山は空気が澄んでいるので、心地よさを求めてお出掛けすることも多いのではないでしょうか。
心が少しお疲れモードの時や、モヤモヤしている時には、空気がおいしい場所にリフレッシュしに行ってみるといいですよ!

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大工村のするべきこと、大工村にできること。

ようこそ、大工村へ!
遠州地域の大工さんたちが集い、地元のために活動しているNPO法人の側面を持つ大工村。
今回は私たちが考える、「大工村のするべきこと」、そして「大工村にできること」を、熊本地震を振り返りながらお話したいと思います。

2016年4月14日に発生した熊本地震は、九州中部に大きな被害を出しました。
大工村の有志は、特に被害の大きかった益城町の皆さんの支援活動をするため、現地へと赴きました。

そこで目の当たりにしたのは、凄惨な被害の様子と、現地の工務店さんたちの"やるせなさ"。
「自分たちは有事に助けを求められて手を差し伸べられるよう、備えておかなくてはならなかった。それに、お施主様や街の家々が倒壊する姿は、つらくて見ていられない――」


大工村のするべきことは、「減災」=災害時の被害をできるだけ小さくすることです。
まずは私たちの地域にも起こり得る地震に備えて、丈夫で安全な家づくりを心掛けられる大工さんを育てる。
そして、被災地の工務店さんたちやそこに暮らす人々の後悔を、街や人々の心の復興をお手伝いすることで、できる限り小さくしたい、と考えています。

大工村にできること・取り組んでいることは、「皆が楽しく防災について考えられる環境づくり」。
イザ!カエルキャラバンや、DIY-studioで開催する防災イベントなど、遠州地域の皆さんに楽しみながら防災を学んでいただける機会をご提供します。
そして大工村を広く知ってもらうために、インターネットと紙媒体の両方で皆さんに大工村の活動をご紹介していきます。

これからも皆さんと一緒に、遠州地域のために活動してまいりますので、街で大工村のイベントやキラリ店、加盟メンバーを見かけたら注目してみてくださいね。

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大工村の考える「いい家」とは――「心」の優良住宅であること。

ようこそ、大工村へ!
大工村では、家づくりを考え始めている皆さんに、「大工さんに頼むという選択肢」をご紹介しています。
今回は、大工村の考える「いい家」とはどんな家なのか?を、お話ししたいと思います!

大工村が大切にしたいのは、お施主様の資金」のバランスが取れていること。
補助金を頼りに高性能の住宅を建て、最先端の暮らしをする......というのも、いい家なのかもしれません。ですが、そのせいで家計が圧迫され、我慢ばかりの生活をすることになるのなら、それは「いい家」と呼べるのでしょうか?

何も高性能な住宅ばかりが「いい家」というわけではありません。
家族が愛着を持ち、皆でつくり上げていくことのできる家――いつまでも受け継ぎたくなる、家族の絆が深まる家こそが「いい家」だと思うのです。

お施主様ご一家が「建ててよかった」と思える家でなくては、建てる意味がありません。
大工村には、一棟一棟にお施主様への想いを込めて家を建ててきた、信頼できる大工さんたちが登録しています。
子どもたちが受け継いでくれる、いい家を建てたい......そんな風にお考えの方も、ぜひ一度大工村へお問い合わせください。
大工村は、皆さんの家づくりを応援しています!


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大工村エッセイ~「頼まれごとは試されごと」だ~

ようこそ!大工村へ。村長のノリです。
今回は、私の座右の銘のお話をさせていただきます!

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「頼まれごとは試されごと」
これは、日本各地を講演して回っている中村文昭さんのお言葉です。
私はこの言葉を"頼まれごとがお互いのチャンスを生む"という意味に捉えて肝に銘じています。

お客さんから頼まれること、大工村メンバーに頼まれること、社内で頼まれること、家庭で頼まれること......日々、いろいろな「頼まれごと」がやってきます。
自分にできる事かどうか、実力云々は置いて、頼んでくれた人の予想を少しでも上回ろう。
そう考えると、私にとって「頼まれごと」「試されごと」に進化するんです。

楽しく仕事ができるな~、相談すると話が深まっていい結果を出せるな~、そんな風に思ってもらえれば、自然と相談しやすくなって、お互いに学びを得るチャンスが増えます。
それって、生きていく上でとっても大切なことなんじゃないか?って思うんですよね。

実は座右の銘はもうひとつあって、「他力他力それ即ち自力」という言葉です。
他人のためになることを自分の力でできれば、他人も自分のために動いてくれる。そうすればずっと助け合っていける......そんな意味を持っているんじゃないかと思います。

たくさん「頼まれごと」を叶えていって、よりたくさんの人の役に立てるようになって、そしてお互いを高めていける、そんな存在になりたいなと、いつも思っているんです。
大工村の活動でも、いつもこの気持ちを忘れないようにしています。

ICOI不動産HISTORY~NPO法人としての活動を通して~大工村メンバーとの信頼

ようこそ、大工村へ!
これまで数回にわたってご紹介してきた「ICOI不動産HISTORY」。
今回は、ICOI不動産の責任者である松下が大工村メンバーと信頼関係を築くまでのお話をさせていただきます。

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異業種から不動産業界へ飛び込んだ松下を待っていたのは、誇り高き職人たちの世界。
人柄や実力・実績、そして何よりも信頼がものを言う世界です。
誠実さを忘れずに、そして地元の活性化に貢献したいという熱い想いを胸に、松下は宅建士人生を走り出しました。

松下は毎月、NPO法人大工村の事務局として大工村メンバーの元へ赴き、大工村の理念の共有をしています。
他にも大工村の大きなイベントである「こども工務店」や、「イザ!カエルキャラバン」といったイベントの準備、刊行物の配布、イベントやボランティアの出欠のとりまとめなどを管理。
不動産の仕事だけではなく、理念を共有する仲間として、信頼を得ていきました。

ICOI不動産として、大工村メンバーの見学会に同席することもあります。
大工村メンバーの家を見て気に入ってくださったお客様が、その場で気軽に不動産屋に相談できるのは、メンバーからすれば助かることです。
松下はこうしてお互いに協力体制を強めていくことで、メンバーたちとを深めてきました。

「一生懸命で、まじめにしっかりやってくれるからいいんだよ」

大工村メンバーに言われたこの一言が忘れられないという松下。
きっとあなたの家づくりの、心強い味方になってくれるでしょう。

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