ようこそ、大工村へ!
以前からシリーズでICOI不動産HISTORYをお送りしてきましたが、今回はICOI不動産誕生に込められた、ある「想い」についてお話ししたいと思います。
ICOI不動産を立ち上げたのは、大工村の理事を務める村長のノリさん。
その理由は「地元である磐田市旧豊岡地区を、より賑やかにしていきたい」というものでした。
子育て家族に「旧豊岡地区に住みたい」と思ってもらうには、どうしたらいいのだろうか......。豊岡近辺には空き家が増え、人口が減り始めていたのです。
「特に女性は、旦那さんの境遇に合わせて住む場所を変えることが多いし、移り住んだ先で既存のママ友コミュニティに参加することも多い。新しい土地へ不安や恐怖を感じることは当たり前だ。」
そう思ったノリさんは、不動産屋として「子育てが楽しい町づくり」をしていくべきだと考えました。
楽しいイベントを主催したり、地元のママさんたちがワイワイと集まれるDIY-studioをオープンさせたりして、旧豊岡地区の良さ――自然の豊かさや人柄の温厚さ――を知ってもらいたい。
そして住む人が増えれば、空き家も減って防犯面の心配も減少し、子供たちがまたこの地区に家を建て、住み続けてくれる。
ノリさんが掲げた理想は、年齢層に偏りのないたくさんの人々がこの地に暮らし、生命のサイクルがずっと続いていくことなのです。
現在の責任者である松下も、同じ想いを持って働いています。
「土日のイベントにも参加して、仕事への熱意を保ち続けられるのは、自分も地元であるこの旧豊岡地区を盛り上げたいと思っているから。それに、大工村が開催するイベントが"楽しい"から、楽しく仕事をしている。」と語る松下。少しずつ地域にICOI不動産が根付いていくようにと、地元のお店にチラシ配りをしたりセミナーを開いたりと、多方面からのアプローチに奔走しています。