ようこそ、大工村へ!リポーターのIです。
7/1日(土)・2日(日)と、イオンモール市野で行った「木の短冊づくり&カホンプロジェクト」のイベント。二日間でのべ500人のお客様がご参加くださる盛況ぶりでした!
特に、鉋(かんな)の薄削りを短冊にして七夕飾りを作るコーナーは、無料ということもあって、家族連れが途切れることがなく、賑やかでした。
薄削りにどうやって願い事を書くのかな?と思っていたのですが、まずは木片に願い事を書き、それを大工村の職人さんが鉋で薄く削ってくれるという、想像とは反対の流れでした!
通りがかりのお客様も、その光景にびっくりされ、「おもしろい!!」ということですぐにお子さんと参加。木片を受け取った職人さんが、鉋でゆっくり、丁寧に、願い事を削っていく――それを横でじっと見守る子どもたち。
鉋の薄削りは、写真のように、くるくるっと丸まってしまうので、それを短冊にするにはまっすぐにのばさなくてはなりません。なかなかまっすぐにならない短冊に苦戦しながら、折り紙でちょうちんや、天の川などの飾りも楽しそうに作っていました。
一方、くるくると丸まった薄削りを、壁に貼っている方も...。これは「願い事で希望の森をつくろう」という、大工村の思いを形にしたアイデア。
「私たちの暮らすこの地と同じ地元の山で育った木。地域の木で木の家をつくることは、森を守ることにもつながります。私たちの、そして木のふるさとである森にもやさしいこと。
きぼうの森をつくろう。願い事で森をつくろう。」
と書かれたボードの横には、枝だけが描かれた大きな木の絵。これに気づかれたお客様、「素敵な発想だね」と言って、薄削りの短冊を貼っていかれました。くるくると丸まった短冊の、一つ一つが葉っぱです。(写真参照)
たくさんの葉っぱが茂る木にするには、たくさんのお客様の手が必要。こうしたイベントを通して、大工村の願いは確実に伝わっていっているなと、感じたIでした。