8月2日、遠州地域の大工さんや工務店さんのNPO法人・大工村と
磐田市豊田西之島の豊田みなみ保育園との共同で
新しいカタチの防災訓練「イザ!カエルキャラバン!」が開催されました。
本日は、協力して頂いた先生方や園児のみなさんの声も交えて、その模様をお伝えします。
"子どもたちのキラキラした笑顔をつくる"というコンセプトを持って
定期的にさまざまなイベントを開催している大工さんや工務店さんのNPO法人・大工村。
今回は、豊田みなみ保育園に訪問させていただき、5歳時クラスの園児のみなさんと一緒に
「イザ!カエルキャラバン!」を開催しました。
「イザ!カエルキャラバン!」とは、阪神淡路大震災の教訓(被災者の声)を基に
ゲーム感覚で楽しみながら「消火」「救出」「救護」などを学べる防災訓練プログラムです。
8月2日のイベントでは
「対決!バケツリレー」
「水消火器で的あてゲーム」
「紙食器づくり」
以上、3種類のプログラムを実施。
カードにスタンプを押してもらえたり、グループに分かれて競争したりと
小さいお子さんたちが参加しやすい工夫がいっぱいのプログラム。
園児のみなさんの真剣な表情や笑顔が溢れた素晴らしいイベントになりました。
「対決!バケツリレー」では、2つのグループに分かれて
水に見立てたカラフルボールを運ぶスピードを競いました。
結果は・・・。
左側のグループが勝ったようです!
負けてしまったグループも、みんなで協力して、とっても、がんばりましたね!
「水消火器で的あてゲーム」では
消火器の使い方を、ゲーム感覚で楽しく身につけることができます。
みんな上手に、火の的を倒していきました。
男の子にも、女の子にも大人気!
「水消火器が、一番楽しかった!」という感想が特に多かったです。
「紙食器づくり」では、チラシや新聞を折って、紙食器をつくります。
避難生活では水が貴重になり、食器を少ない水で洗ったり
ラップをかけて食器を汚さないようにしたり、といった工夫が必要になります。
分からない時には、先生や大工村のスタッフさんが
優しく教えてくれるので、安心ですね。
紙食器も完成!
おやつの時間には、自分たちでつくった紙食器を利用したそうです。
これで、全プログラムの終了です。
豊田みなみ保育園のみなさん!
誠にありがとう御座いました!お母さんお父さんに今日のことをお話してね。
最後に、先生たちの声もお届けします。
「子供たちが実際に体験する訓練は、今まで無かったので貴重な体験になったと思います」
「楽しくやりながら、約1時間と丁度良い長さでした」
と、平井翔伍先生。
「初めての体験でしたが、遊びながら学べるので良かったです」
「スタンプや勝ち負けなどゲーム性のある部分が、特に子供たちに合っていたと思います」
と、齋藤治子先生。
先生や職員のみなさんも、ご協力誠にありがとう御座いました!
NPO法人・大工村では今後も、子供たちや若いファミリーを対象に
災害時に必要な"技"や"知恵"を身につけてもらう新しいカタチの防災訓練
「イザ!カエルキャラバン」を遠州地域の保育園や幼稚園等で開催していきます。
ほかにも、子供たちと大工さんが一緒に
家づくり体験をできる「こども工務店・上棟式」や
地元の天竜材を使って打楽器カホンをつくる「カホンプロジェクト」など
様々なイベントや企画を定期的に実施しています。
詳しい情報を知りたい方は「大工村」のフェイスブックに「いいね!」をすると
タイムラインに「大工村」の最新情報が掲載されるので便利ですよ。
メールマガジンも配信中なので、ぜひ活用してみて下さいね。
今後の活動や最新情報:「大工村」フェイスブック
メールマガジンも配信中:大工村便り
過去のイベントの模様:イベント 結果報告