大工村

大工村公式ブログ
【報告】1日目 浜松ファミリーEXPO 浜松市総合産業展示館

1月19日・20日と2日間にわたって、静岡新聞社・静岡放送の主催する

「浜松ファミリーEXPO」が浜松市総合産業展示館で開催されました。

マイホームの夢を応援する22社が出展したこのイベントに

大工村の会員である材木屋のカワイさんも参加しました!

P1190005.jpg

今回の参加では、地域の工務店とお客様をつなぐ新しい形のポータルサイトを

運営する一般社団法人みてみてオープンハウスさんのサポートもいただきました。

みてみてオープンハウスは、地域の工務店の情報や活動を積極的に発信するためのサイトとして2013年に生まれ

2015年には、さらなる支援強化のために一般社団法人として設立しました。

P1190010.jpg

P1190049.jpg

材木屋のカワイの代表であり、大工村の村長でもある川合伯員(のりかず)さんが

その活動に共感して、みてみてオープンハウスの静岡支部長に就任。

出展ブースには、みてみてオープンハウスの会長や副会長、その会員の方など多くのスタッフも参加してくださいました。

P1190026.jpg

会長の吉田和弘さんは

「みてみてオープンハウスでは、地域の工務店が地域の人たちへ

価格を抑えながらも高品質な住宅を提供できるように、電力会社や各メーカーなど、さまざまな企業と連携しています。

設計士や弁護士、行政書士などともつながりがあり、バックアップ体制が充実しているのも特徴です。

名古屋に本部を持ち、現在では関西支部や北陸支部、静岡支部など広範囲にわたって活動をしています。

今後も雑誌の出版やサイトを通して、みなさんに役立つ家づくりの情報を発信していきます」

と語ってくださいました。

P1190034.jpg

副会長の佐藤寿也さんは

「地元の工務店の強みは、地域やお客様に最適な家づくりができる点です。

シンプルな住まいの性能の数値だけを考えるのであれば、住宅メーカーでも良いと思いますが

木の温もりを感じられる家づくりや遮音性の高い木質繊維の断熱材・セルロースファイバーの利用や

調湿性が高くニオイの対策にもなる漆喰壁の採用などは、工務店だからこそできることです。

みてみてオープンハウスでは、お客様をはじめ、参加している工務店や電力会社、各種メーカーなど

全ての人々が幸せになれる体制を整えています」

とお話してくれました。

P1190037.jpg

国産材にこだわりを持ち、独自の技術「KS構法」を開発した喜太郎さんにも参加いただきました。

KS構法とは、地震による破損や倒壊を防ぐために木造の連結部分に金物を利用した構法で

安心と安全をKeep(維持する)とSatisfaction(満足させる)から名付けられました。

喜太郎の鈴嶋聖二さんは

「日本の木を使って安心で安全な家づくりをするためのサポートをしています。

現在ではまだ耐震性能に優れた住まいである耐震等級3の家は、それほど多くのみなさんには浸透していません。

今後もさまざまな活動を通して、住む人々の命を守るために

国産材を使った高性能な住宅の普及に努めていきたいと思います」

とその想いを語ってくださいました。

ちなみに耐震等級とは、建築基準法で定められた地震に対する強度で、1~3の三段階に分かれています。

耐震等級1は建築基準法で認められる最低ライン。

耐震等級3は、耐震等級1の1.5倍程度の耐震強度で、震度6~7の地震の後も

軽い補修をすれば住み続けられる建物とされています。

P1190056.jpg

カワイの川合伯員さんは

「材木屋のカワイでは、『2525(ニコニコ)スマイルチャレンジ宣言』として

2025年度までに25%(19年度比)アップで許容応力度計算をした

耐震等級3の躯体出荷を宣言しています。

大工村で実施したアンケートでは、66%の方々が地震に強い住まいづくりが大切とご回答いただき

81%の方々が耐震等級3についても積極的に建築業者から説明してほしいとのご要望がありました。

今後も"商売"、または商の字を笑に置き換えた"笑売"を通じて

さまざまな活動や情報発信をしながら、強い街づくりに貢献していきたいと思います」

P1190058.jpg

「2022年には成人になる年齢が18歳になり、2025年には十代の多くの子供たちが大人になります。

そのような時代の流れの中で、大人たちがニコニコした笑顔で楽しく活動している姿を

子供たちに見せたいという気持ちもあります」とのお話も語ってくれました。

P1190023.jpg

遠州地域を中心に活動している大工さんや工務店さんのNPO法人・大工村では

"子供たちのキラキラした笑顔をつくる"というコンセプトを持って

定期的にさまざまなイベントを開催しています。

そこで大工村でも、「2525スマイルチャレンジ宣言」として

2025年までに子供たちの笑顔を今よりも25%アップできるように活動していきます。

「『幸せな子』を育てるのではなく、どんな境遇におかれても『幸せになれる子』を育てたい」

とお話しされた美智子様の言葉も有名です。

大人たちが笑顔で活躍していれば、子供たちも笑顔いっぱいで幸せになるはずです。

大工村では子供たちの笑顔や地域を盛り上げるために

業種を問わず私たちの活動に賛同してくれる方も募集していますので

ぜひお気軽にお問い合わせください。


あなたの街を支えるこだわりの工務店さん集結サイト:みてみてオープンハウス

大工村の活動や最新情報:「大工村」フェイスブック

メールマガジンも配信中:大工村便り

過去のイベントの模様:イベント 結果報告