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救急車が来ない、乗れない!?災害に備えて気にかけておきたい話

空から穏やかさを感じる1月。一年が澄んだまま過ぎることを願いながら新年を始めていらっしゃいますでしょうか。理事長のノリさんは、大工村の活動の一つである防災関連について常に地元地域の状況をチェックしており、先日「南海トラフ地震の災害シミュレーションのデータを見ると、簡単には救急車が来ないし、乗れないんですよ!知ってますか?」と話をしてくれました。

これは穏やかではない話ですね...。

 

では、磐田市豊岡地区の人口と、災害時の被害状況に関するデータについて、ノリさんに解説してもらいます!

磐田市の人口 167,591人(2022年11月末現在)A

豊岡地区の人口 10,462人(同上)

 

【磐田市 南海トラフ地震 被害想定(2013年)】

死者 1,900人、重傷者 2,400人 B、軽症者 4,100人 C

 

磐田市の重軽傷者率は、(B+C)÷A=3.9%

豊岡地区では、408人の重軽傷者が出る計算になります。もちろん高齢者率が高い豊岡地区です。平均よりも多くの重軽傷者が出る可能性もあるのではないかと思っています。

 

そして、救急車について!災害時は平時と違い救急車は自宅には来ません。豊岡地区は豊岡中学校の1ヶ所のみ、そこへ行かないと救急車に乗れない。骨折くらいでは運んでくれないんですよ!」とのことでした。

 

 

このデータがどれくらい深刻なものかということを当地区にお住まいの方はもちろん、近隣の地域の方も考えてみて欲しいのです。大工村メンバーが日々真摯に手がける耐震化の備わった耐震等級3の家を一件でも多く建築し、みなさまが災害にあっても住み続けられる家を手にしていただくことが大事だと考えています。

 

災害の心構えとして「自助」という言葉があります。他力になれる自分でいられるように、データを参考に、日々出来ることから取り組んでいきたいものですね。 

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