大工村

大工村公式ブログ
遠州地域の防災意識を高めるために...大工村の取り組み「イザ!カエルキャラバン」

ようこそ、大工村へ!
9月1日の「防災の日」には、防災訓練を行った学校や自治体が多かったのではないでしょうか。
大工村では、子どもたちの防災意識を高めることで地域全体の防災意識高めよう!と考え、「イザ!カエルキャラバン」というプロジェクトに参加しています。

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このプロジェクトは、兵庫県と東京都に拠点を置くNPO法人「プラス・アーツ」によって考案されました。
その地域に合わせた防災訓練のプログラムと、美術家の藤浩志氏が考案したおもちゃの交換会「かえっこバザール」を組み合わせて、子どもたちが遊びの延長で防災の知識を身につけることができます。
イザ!カエルキャラバン公式サイトはこちら→http://kaeru-caravan.jp/

大工村がこのプロジェクトを通して伝えたいことは、「事前防災の大切さ」。
子どもたちが楽しみながら防災の知識を身につけ、大人に注意喚起をする。そして大人もイザという時に大切な家族の命を守るためにどう行動するべきなのか、何を備えておくべきなのかを知ることができます。
こうして地域全体の防災への意識が高まれば、震災時の被害もきっと少なくなるはずです。

開催前にはブログでもお知らせを配信しますので、ぜひ大工村公式ブログをチェックしてくださいね!

【報告】9月3日(土)「カホンプロジェクト浜松」

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9月3日(土)に、大工村主催の「カホンプロジェクト浜松」がイオンモール浜松市野店1階のシフォニーコートで開催されました。多くの子供たちとお父さん、お母さんが地元の木材・天竜材を使った打楽器のカホン作りに夢中となって大盛況。さらにイラストや似顔絵のサービス、また参加型の音楽演奏と内容盛り沢山で笑顔がいっぱいのイベント当日の模様をお届けします。

 

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スペイン語で「箱」を意味する打楽器・カホン作りの概要を大工村のスタッフの皆さんが説明。興味津々の子供たちと、真剣な眼差しで話を聞く、お父さん、お母さん。みんなで材料の確認をしてから、カホン作りへと入っていきます。

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最初は、恐る恐る使っていた工具にも慣れてきた子供たち。また自分も子供に戻ったように無邪気にモノ作りに夢中となるお父さん、お母さんの顔も印象的。お母さんが木材を抑えて、女の子がネジを締めたり、お父さんが穴を開けているのを横から、のぞき込んで確認したりしている男の子も。

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分からない所は、大工村のスタッフの皆さんのアドバイスや手助けがあり、心強いバックアップ体制が整っていました。作業の指示を出すのが、お子さんだったり、お父さんだったり、お母さんだったりと、その場その場で、リーダーがコロコロと代わる微笑ましい場面も。

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参加者には事前に今回のイベントを知り、カホン作りの予約をして来た方から、イオンモールでの買い物の途中に、たまたま通りかかって参加した方まで様々。会場がイオンモールのシンフォニーコートということで、立ち止まって興味を惹かれる方々も多くいました。

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カホン作りの他にも、地元企業の鈴木楽器さんのご協力により、バードコール、スライドホイッスル、タンブリン、鳴子といった手作り楽器キットも用意され、子供たちからお父さん、お母さん、そして、おじいちゃん、おばあちゃんまで、幅広い年齢層のみなさんが、それぞれ興味を持った楽器を作っていました。

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定規を片手に一生懸命、長さや位置を測っている男の子や電動ドライバーを扱う女の子などなど、家族で協力しながら、着実にカホン作りが進んでいきました。多少、ネジの位置がズレたり、斜めになってしまっても、その辺りはご愛嬌。手作り感が増して、世界で一つだけ、自分たちの手掛けたカホンが完成。

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完成後の仕上げには、地元の似顔絵アイテム専門店・石津デザインスタジオを経営するイラストレーター・石津公稔(いしづ きみとし)さんによって、参加者の似顔絵や希望するイラストをカホンへ描いてもらえるサービスも。

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お子さんも、お父さんも、お母さんも、みんなが大喜び。完全にオリジナルのカホンが完成です。

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参加者全員で記念撮影をした後には、会場に設置されたステージで、斉藤珠希さん、鈴木実果さん、松永智里さんの三人のプロ演奏家グループ・Ensemble group PALLETEによるマリンバ、ピアノ、カホンの演奏が披露。

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クラシックの名曲「チャルダッシュ」、サザエさんやアンパンマンといった「アニメメドレー」、ディズニー映画で話題となった「Let it go」など素敵な楽曲が演奏されました。

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THE BOOMの「風になりたい」では、カホンを始めとする手作り楽器の参加者も一緒になって演奏を楽しみ、会場がひとつに。

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自然と手拍子も生まれ、吹き抜けのシンフォニーコートの2階部分にも、足を止めて演奏を楽しむ方々が多く集まっていました。

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ご家族で一緒に協力して地元の木材・天竜材を使ったカホン作り。イラストや似顔絵が描かれた世界にひとつだけの手作りカホンと共に記念撮影と合奏。思い出いっぱいの休日が過ごせた皆さんの顔には、満足感が表れていました。

今後も浜松で大工・工務店を支援しているNPO法人「大工村」が主催するお子さんやご家族一緒に参加できるイベントから目が離せません。

【リンク】

今後の活動や最新情報:「大工村」フェイスブック
メールマガジンも配信中:大工村便り
過去のイベントの模様:イベント 結果報告

大工村のイベント情報♪~カホンプロジェクト浜松のご案内~

ようこそ、大工村へ!

今回は、9/3(土)に大工村が開催するイベントのご案内です♪

♪「カホンプロジェクト浜松」
~天竜材で打楽器「カホン」をつくる~
日程:平成28年9月3日(土)
時間:9時30分~16時30分
場所:イオンモール浜松市野店シンフォニーコート

♪天竜材のカホン ¥5,000
※事前にご予約いただければ、カホンのキットを確保いたします。(当日の参加も可能です)

♪予約方法
メール:info@daikumura.com
Facebookイベント:https://www.facebook.com/events/516958945169551/

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カホンプロジェクトは、国産の間伐材を使ってカホンを手づくりすることを通じて、子どもたちに地元の木の温かみや音楽の楽しさに触れてもらおう!というのが目的です。

詳しくは公式ホームページをご覧ください♪→http://woods-kids.jp/index.html

そもそもカホンというのは、中南米生まれの「座って演奏する」ドラムのような打楽器。箱の中に弦や鈴などを仕込むことで、叩く場所によって出る音色が異なる面白い楽器です。近年ではプロミュージシャンの演奏にも広く用いられはじめ、目にしたことのある方も多いのではないでしょうか?

当日は、鈴木楽器さんご協力のもと、木を使って世界にひとつだけの楽器をつくっていただきます♪つくれる楽器はこんなにたくさん♪

・スライドホイッスル ¥1,700
・タンブリン ¥1,300
・バードコール ¥2,000
・鳴子キット ¥1,300

実際につくってみると、木に触れた感触の心地よさ、温かみ、木の特性・特徴など、普段の生活ではあまり感じられないような楽しみを体験できますよ。
つくった楽器を持って、プロミュージシャンによるミニコンサート&誰でも参加できるセッションもお楽しみください♪

「大工村ってどんなところか気になっていた!」という方も、ぜひ今回のイベントに参加してみてくださいね。
みんなおいでよ、大工村へ!お待ちしております!

本日出店 ウーママフェスタ2016

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ウーママフェスタとは!?(HPより抜粋)

『Woman』+『mama』

Womama Festaは育児をする女性を取り巻く社会背景、育児環境(核家族化、夫の長時間労働による母子家庭状態)によるストレスを軽減したいと考え、2012年からスタートした女性が主体のイベントです

  1. 育児をする女性が社会から孤立することなく家庭内を明るくすること
  2. ハンドメイド雑貨や自宅教室ママなどチャレンジしたいお母さんたちの自己表現の機会を作ること
  3. 女性の消費者と企業のサービス・商品をつなぐ場

これらをベースに毎年テーマが加わります

今日はこちらのイベントに事前防災の情報発信と楽器作りのカホンプロジェクト浜松(9月3日開催)の告知のために出展させていただきます♪

会場には子育て世代の家族はもちろん!皆さんが来ていただいて楽しい出展者様がいっぱいです!!

詳細はこちら

NPO法人 大工村ブースでは木の楽器の手作りワークショップをやっていますよ♪

★★ 告知 ★★

来週もイベントあります(^^♪

カホンプロジェクト浜松

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カホンプロジェクトの活動は全国で行われていて、全国各地の地元の間伐材を使って作る打楽器ワークショップです。

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毎回、老若男女多くの参加者の方に楽しんでいただいております。

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これが私の天竜材で作ったカホンです!

大工さんたちが集まる大工村には、いったい何があるの?

ようこそ、大工村へ!

皆さんは、大工村にはいったい何があるのか、ご存知ですか?
大工村には大量の材木をストックしている倉庫や、材木の加工場があります。
今まで私たちを育ててくれた遠州の大工さん・工務店さん、そして日本の家作り恩返しをしたい。そんな想いから、私たちは大工村を作りました。

合わせて2300坪の材木倉庫には、大量の合板をストックしています。
3日間分の飲食料を家庭で備えておきましょうということと同じように、私たちも災害時材木を必要とするところ速やかに提供するためです。工事を担う大工さんや工務店さん、何よりお施主さんたちの生活を守る一助になればと思います。

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さらに、
360坪の広さをもつ大工村の加工場は、365日24時間無料で大工さんたちが利用します。同時に9人もの大工さんたちが作業できるスペースがあることで、大工さんたちは無駄や配送コストなどを徹底的に見直すことができるのです。みなさんが見学に来られた時は、大工さんの切磋琢磨する様子が見られるかもしれませんね!

日本に古くから伝わるノミやカンナを使った家づくり、伝統工法を残していくために、大工村があります。
機械にはわからない人間的な癖を持つ「材木」と会話し「職人」と呼ばれる彼らを大切にして、大工村はこれからも遠州地域の大工さん・工務店さんの家づくりを応援します!

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