大工村

大工村公式ブログ

定期更新の記事

「ICOI不動産」 ~納涼まつりに込めた想い~

こんにちは!ICOI不動産の松下です。
7月29日に開催させていただいた、昭和レトロの納涼まつりには、たくさんの方に来ていただくことができました。ありがとうございました。

2-1.jpg


2-2.JPG

2-3.JPG

2-4.JPG

なぜ、不動産屋が、まつりをするのかと、思った方もいらっしゃるでしょう。
私は、不動産屋は、家を売るお手伝いをしていることはもちろんですが、町づくりのお手伝いもしていると思っています。
たとえば、周りに空き家が増えていったとしましょう。防犯の心配も出てきますね。人の気配がないというさびしさもあります。
特に、子どもの声が聞こえないということは、自分達の後を守ってくれる次の世代へバトンを渡すことができないということなのです。
さびしい地域にしないために、空き家を増やさないという使命感のもとで、私は不動産屋をやらせていただいています。

2-5.JPG

2-6FB.jpg
ずっとその土地に住んでいると、家や土地を売るのは何かあった時でいい、まだ先で、と思うでしょうが、50~60代の方々は、そろそろ相続について考えてもよい時期です。
売却について少しでも関心を持ってもらえる場、出会いの場として、納涼まつりを企画させていただきました。

2-7.jpg

2-8.JPG

ICOI不動産
を知らない方はまだまだたくさんいらっしゃいます。これからもいろいろなイベントを企画していきたいと思います。
よろしくお願いします!

無垢材のお話④ ~木の表情 その2~

ようこそ、大工村へ!先回(https://daikumura.com/blog/hitorigoto/2017/07/post-961.html)に引き続き、無垢材の表情の2回目です。
今回は、木の節(ふし)についてお話します。

1-1.JPG

★節(ふし)
節とは何でしょうか。写真で示した、目の部分です。
これは実は「枝」の跡なんですよ。枝が出ている部分を元から切り落とすので、目のような「節」が表に出てくるわけです。
この元の部分が生きている間に幹の中に取り込まれて幹の組織とつながったものを「生節(いきぶし)」といい、枯れた状態で取り込まれて組織とつながっていないものを「死節(しにぶし)」といいます。
死節は幹の組織とつながっていないので、節の部分が抜けて穴が開いてしまうこともありますが、それを埋めることも可能です(穴が開いているのも趣があっていいものですよ)。

1-2.jpg

枝のない木などありませんよね。でも、節のない木が実は存在します。
正確にいうと、表面に節が出ないように育てられた木、ということです。手間がかかるので、節のない木は当然、価格も高くなりますが、見た目の問題で、強度とは関係ありません。

誰でも使える多目的レンタルスペースDIY-studio」に来ていただければ、さまざまな材木の見本を見ることができます。DIY-studioでのイベントも随時行っていますので、チェックしてくださいね。

http://www.kk-kawai.com/diy.html

大工道具シリーズ ~げんのう~

ようこそ大工村へ!

前回(https://daikumura.com/blog/hitorigoto/2017/06/post-955.html )に続き、大工道具のご紹介。

今回は「げんのう」です。

8-1.jpg

釘を打つための鉄製の道具で、「とんかち」「かなづち」「ハンマー」とも言われています。

8-2.jpg

 

「げんのう」は、かなづちの中でも、片方が平らで、もう片方がわずかに丸みがあるものをさします。へぇー、そんなふうになっていたっけ?と思う方もいらっしゃるでしょう。日常生活で、大工道具をじっくりと見ることはほとんどないでしょうが、ぜひこの機会に少しくわしく道具を知っていただければと思います。げんのうとは、漢字では「玄翁」。なんと、この道具を考え出したお坊さんのお名前だとも言われています!

げんのうの、平らな面では釘を打ち、丸みのある面では釘打ちの最後の仕上げのひと打ちに使います。なぜ最後の仕上げを丸みのある面でやるのかというと、表面に打ち跡が残らないようにするため。

8-3.jpg

ハンマーが、打つだけでなく、抜く作業もできるのに比べて、げんのうは打つことに特化した道具なのです。打ち跡がつかないようにという、日本人の職人の細やかな気配りを感じませんか。

 

電動工具の普及で、現在の大工さんの間ではほとんど使われなくなってしまったげんのうですが、みなさんの周りで、げんのうにこだわっている大工さんがいるかもしれませんよ。

 

また、大工道具に興味のある方へお勧めしたいのが、神戸にある「竹中大工道具館」です。げんのうも、さまざまな種類がずらりと展示されていて、圧巻です。家族連れで楽しめるので、ぜひ行ってみてください。http://www.dougukan.jp/

大工村エッセイ ~断捨離のススメ②~

ようこそ、大工村へ!村長のノリです。

先回(https://daikumura.com/blog/hitorigoto/2017/05/post-951.html)に続き、住宅の断捨離についてお話させていただきます。

先回は、子どもが自立した後に家を売りたいと思っても、大きな家は売りづらいので、「減築(家を狭くし、効率のよい暮らしにシフトすること)」をしませんか、というご提案でした。

・住み慣れた家を離れる必要がない

・建て替えよりも安くすむ

・採光・痛風環境が改善できる

・メンテナンス費用や光熱費などが節約できる

などのメリットがあります。

 7.jpg

減築には一部解体で済む場合から、構造や基礎から変更しなければならない場合まで、ケースはさまざまです。また、耐震リフォームも耐震知識、家の基礎構造を熟知している専門家でなければ進められません。まずは、信用できる業者を探して、相談してみることから始めましょう。私たち大工村は誠意を持ってご相談に応じます!

 

減築と合わせて進めていただきたいのが「耐震リフォーム」です。新しい耐震基準が施行された1981年(昭和56年)より前の住宅は、阪神・淡路大震災でも、熊本地震でも、大きな被害が確認されています。ご自分の家が、古い基準で建てられている方は不安がおありでしょう。

耐震リフォームには自治体からの補助金が出ますので、みなさん、地元の役所に問い合わせてみてください。静岡県からは「TOUKAI-0(倒壊ゼロ)」の補助金が出ます(http://www.taishinnavi.pref.shizuoka.jp/toukai0/)。

 

減築は、耐震リフォームをする絶好の機会です。減築して不要になった土地を売却し、その金額を耐震リフォームにあてるということも、できます。

同じ紙で、大きいサイコロと小さいサイコロを作ったと想像してみてください。強いのはどちらでしょうか。そうです、小さいほうが強いのです。

無垢材のお話④ ~木の表情 その1~

ようこそ、大工村へ!先回( https://daikumura.com/blog/hitorigoto/2017/06/post-956.html)に引き続き、無垢材の4回目です。

無垢材の魅力は、その表情にもあります。人間と同じように、自然の中で育った木だからこその個性をいくつかご紹介します。みんな違うからこそ、選ぶ楽しさも二倍、三倍!愛着が持てる木がきっと見つかりますよ。
 6.jpg



★濃淡

淡かったり、濃かったり、赤みがかかっていたり、白っぽかったり...。木の濃淡には同じものはありません、同じ木でも違うんです。ですから、同じ木でも板状につなぐと、そこにも微妙な濃淡が現れ、豊かな表情がつくられます。

床材に使う場合など、面積が広くなればなるほどこの濃淡による印象が変わってくるので、施工事例などを見て雰囲気をつかむのもお勧めです。

 

★木目

木目とは、表面に現れる模様のこと。年輪や、水分などを吸い上げる導管などの並び方によって変わってきます。濃淡と同じで、同じ木でも同じ木目にはなりません。

切り出した丸太をどう切るか、によっても木目は違ってきます。年輪が並行な木目は「柾目(まさめ)」と呼ばれ、年輪が山形や筍形になるのを「板目」と呼ばれます。「柾目」は丸太から取れる量が限られるため、高価になりますが、木目がきれいに揃っているのは本当に美しいですね。

 

木の年輪の間隔は、「1/fゆらぎ」とも言われています!

「1/fゆらぎ」とは、自然界に存在する、一定のようでありながら不規則な"ゆらぎ"のことで、人間を心地よく、安らかな気持ちにさせてくれるのだそうです。ろうそくの炎の揺れ、小川のせせらぎの音、蛍の光り方、木漏れ日、心拍間隔などがあげられます。

木がやすらぎを与えるのも納得がいきますよね。そしてその木の年輪の間隔にも1/fゆらぎが存在するというわけです。

無垢材の表情のお話は、次回に続きます!

 

前のページ 20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30