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【災害支援活動報告】令和7年8月16日船明地区大雨被害について

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先日、8月16日(土)に起こった天竜区船明地区の大雨において、被災されたみなさまには心からお見舞い申し上げます。現在も不便な生活を送られている方には、1日でも早く安心した生活が送れるよう私たちもお力になりたいと思っています。

 

そこで、今回は、だいくまんプロジェクトとして船明地区の大雨被害へのご支援を行いました。その活動内容を時系列でご報告いたします。

 

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◆被害発生と状況、具体的な支援内容

令和7年8月16日(土)、船明地区では床上浸水:約7件、床下浸水:約50件が発生しました。大工村では情報提供と機材(ダクトファン)の貸し出しと人員提供によって復旧をご支援いたしました。

 

◆8月17日(日)

朝・社会福祉協議会(社協)がミーティングを行い、今後の対応を協議。

午後・大工村からダクトファンとマニュアルを提供。社協はボランティア団体とともに、被害地域の全戸へ連絡先が記載された紙をポスティングし、連絡のあったお宅を訪問・対応。

 

◆8月18日(月)

床上浸水したお宅で希望の方へダクトファンを設置し、風の流れを確認していただきました。

 

以上、今回の対応は、この二日間で実施しました。

 

◆対応を通じて感じたこと

今回被害が発生したエリアは過去にも水害を繰り返している地域とのことで、住民の方々は復旧方法にある程度慣れている様子でした。一軒一軒の住人の方を把握したことで、高齢者が多い実態が分かり、機械操作のダクトファンを扱う時に操作の一助をどこまでお願いできるかという不安を感じました。浸水被害への対処は48時間を過ぎたあたりからカビが発生し始めるため時間が限られます。その中で、社協や大工村の関係者の連携をよりよくするための関係作りに取り組む必要性を感じました。

 

現実となった災害支援活動によって準備してきたことの確認と今後の課題がつかめました。だいくまんプロジェクトは今後も続きます!どうぞ応援よろしくお願いします。

 

【だいくまんプロジェクト】7/21 水害対策セミナーレポート

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7/21(月)に開催された水害対策セミナー。(https://daikumura.com/blog/hitorigoto/2025/07/post-1096.html)

今回は、関係者が顔合わせとなったセミナーの様子を大工村 理事長のノリさんがレポートしてくれます!早速ご紹介します。

 

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みなさん、こんにちは!

先日、大工村のある株式会社カワイ(静岡県磐田市)さんにて、水害対策のレクチャーとしてセミナーを開催しました。初回ということで、防災プロジェクトを進めていく一貫でつながりができた水害対策の専門家である中谷先生(大工村技術顧問・信州大学助教授)や学生さん2名もご参加くださり、顔合わせもできました。この他に、社会福祉協議会の方や大工さん、一般ボランティアの方、そしてこの活動に興味を持ってくださったお寺の住職さん(袋井市)が出席してくださいました。

 

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セミナーの内容は、水害マニュアルを元にしたレクチャー(1時間)、その後、WSを実施しました。WSでは、参加者が実際に一般の人が水害で被災し、その後復旧していく過程で自分たちがどこの場面で活躍できるか?といった、得意なことや持っている技術など、立場を踏まえたシミュレーションを話し合いました。その後、中谷先生が推奨する水害復旧で使うダクトファンの操作を体験しました。

 

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感想として、WSの話し合いが実際の被災後に集まる方に近いメンバーが揃った印象で、立場の違いで対応できる範囲を理解しあえたのではないかと思います。

 

このセミナーは、9月以降も継続して実施していきます。大工村のメディアを通じて、備えの取り組みを多くの方に知っていただき、興味のある方に届いて欲しいと思います。

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ノリさん、ありがとうございました。大工村の防災プロジェクト「だいくまん」が一歩ずつ充実している様子がわかりました。また次回のレポートも楽しみにしていてくださいね。

 

【内窓リフォーム】利用者の方暮らしの声をご紹介♪

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今回は大工村メンバーの工務店さんが多く工事を手掛けている「内窓リフォーム」についてです。昨年(2024年)10月に内窓リフォームを実施したユーザーさんに、その後の暮らしの様子をお聞きすることができました。検討されている方の参考になれば嬉しいです。早速インタビューの内容をご紹介します。

 

【昨年(2024年)10月に補助金を使って内窓リフォームを実施したKさん(浜松市中央区)】

木造住宅2階建・築40年(賃貸)、内窓設置個所/風呂、トイレ以外の全ての窓

 

築年数が古いため、断熱性を良くしたいと常々考えていました。賃貸であるため、どこまで工事しても良いか不安もありましたが、思い切って大家さんに相談したところOKをいただきほぼすべての窓を二重にできて、見た目だけでも満足です。工事の前に気になったのは、内窓を取り付ける分で室内空間がどのくらい狭くなるかといったことでした。窓に近い位置の置き家具は、多少影響を受けます。工事後、置き家具が使いづらくならないように、事前確認をしっかりすると良いと思いました。

 

そして、実際取り付け後の室内の体感は、やはり快適です!冬場、寝室で肩口から寒さを感じていたのがほとんどなくなりました。そして、室内で感じる音が静かになりました。あとは、起床時や帰宅時、冬場であれば底冷えしないこと、夏場は熱気を感じない点から断熱性が上がったと感じています。

 

あとは暮らして感じたのは、冬場の結露です。外の窓と内窓の間を見たところ結露を発見したんです!「なるほど、こういうことか!」と、温度差によって結露が発生する現象を目の当たりにして、おもしろさを感じたところです。断熱性が良くなったからこそ、窓開けの換気や窓際の状態を目視することが大切だと実感しました。この冬も上手く暮らして、気をつけたいと思います。

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「先導的窓リノベ2025」の概要は、こちらのサイトからご覧ください。

https://jutaku-shoene2025.mlit.go.jp/

 

先導的窓リノベ2025事業の補助金は、現在も受付中です。興味はある方は、大工村メンバーの工務店へご相談くださいね。

・大工村 匠一覧(大工村メンバーの工務店を掲載しています)>>https://daikumura.com/masters/

 

【だいくまんプロジェクト】ぼうさいこくたい2025を視察してきます!

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こくたいと聞くとスポーツを思い浮かべますね?馴染みのあるこの言葉、実は防災のイベントとしても開催されるんです。大工村ではだいくまんプロジェクトの活動の一貫で、9月に開催される防災推進国民大会(通称 ぼうさいこくたい)を見学しに出かけ参ります。

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ぼうさいこくたいの開催趣旨である様々な方達との交流は、私たちにとってもっとも重要なことです。日本全国で同じような取り組みをなさっている方と知り合える機会は貴重なことです。

だいくまんプロジェクトでは地元の社会福祉協議会さんや工務店さんたちと連携した防災活動の形を整えています。例えば水害時の対処を想定し、他の地域の方が私たちのグループの作り方など、一つのやり方に興味を持っていただけたらぜひ取り入れていただきたいと思い、普及活動としてぼうさいこくたいに参加して参ります。

新潟県新潟市で開催されるぼうさいこくたい2025の視察など、引き続き、だいくまんプロジェクトの発信を楽しみにしていてくださいね。

 

【だいくまんプロジェクト】水害対策のプロジェクトが進行中です!

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例年より早い梅雨明けとなり、すっかり猛暑がやってきました。今後は急な雨や台風のニュースも増えてきそうです。安全に夏を乗り切るために、大工村では引き続きだいくまんプロジェクトの充実を図っています。

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今回は、災害の一つである水害対策としてのプロジェクトとして地域の各団体の方向けに開催する研修のお知らせです。この研修は、大工村の技術顧問である中谷様が提供してくださった水害マニュアルの活用に関するものです。いざという時にマニュアルを活かすために関係者が内容を理解して意識統一を図ったり、実践に即したシミュレーションをしてみたりできるといいですね。初回となる研修ですので、顔合わせを兼ねて行います。

水害時に建築のプロがボランティアとして被災したお家へご訪問する体制を整えているのがだいくまんプロジェクトです。それに対して、一般の方にはもしご自分のお住まいが水害の可能性が高いエリアの場合、予め想定される被害とその改修費を把握してくことが重要です。

関わりのある工務店さんや知り合いの大工さんがいらっしゃれば、定期点検の時などに改修内容のチェックとその見積もりを作成してもらえるか相談してみてください。被害が出た後は、工務店さんや大工さんは応急処置に周り、見積もりのための訪問に時間が取れないことが想定されます。そのためにも、災害への備えの一つとして、お住まいの点検と被災を想定した見積もりの準備をご検討ください。その見積もりがあれば、素早く保険を申請でき、改修費用の確保もスムーズになるはずです!

このような見積もりの手配といったアドバイスができるのも「水害マニュアル」の内容を理解することがきっかけとなっています。だいくまんプロジェクトの充実のためにも、建築関係者の方にさらに理解を深めていただき活用に加わっていただけるよう働きかけていきたいと思います。

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