木の家づくりを応援している大工村!
さて今回は、最近新聞でも取り上げられている「ウッドショック」に関する内容をお届けしたいと思います。
まさに今、家づくりを計画中の方にとってのご心配ごとと思いますので、少しでもお役に立てれば嬉しく思います(^ ^)
建築用木材不足とそれによる価格高騰のウッドショックの原因は、みなさまも概ねご存知のことかと思います。大工村としては、お客様の立場となり「スケジュールや価格面で、当初の計画通り家づくりができるのか?」というお気持ちに寄り添ったお話をしたい...。
そこで、大工村理事長のノリさんへご自身が経営している材木屋さんの株式会社カワイでのお仕事からコメントをもらいました!
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こんにちは!大工村のノリさんこと、株式会社カワイの川合です。
木材業界への影響が今後どうなるか、いつまで続くのか。先行きに不安が募るウッドショックという状況下で、大工村メンバーの工務店さんやそちらを通じてお客様のご心配の声を耳にする毎日で、本当にどうしたものかと思うところです。
そこで私がお取引のみなさまへお伝えしているのは、戸建て住宅を建てるのにあたって材種指定をせず、まずは必ず構造計算を行って検討するところから始めてください、と工務店さんへお願いしています。まずは、計算で出た結果から樹種を選定する。そうすれば、選択肢を広げることとなり対策の一つになるからです。
例えば、梁一つでもホワイトウッド、レッドウッド、米松、杉、ヒノキがあります。樹種への強いこだわりを優先することを一旦脇に置いて、必要な強度に基づいて材を選ぶという方法へ変えてみていただくということです。
無垢材だけでなく集成材へも同様に価格高騰の影響が出ていますが、コストだけでなくあくまでも住宅の性能を保つ上でのデータに基づいた選択肢の幅を広げて考えて行けるようになることが求められている気がします。
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こちらのウッドショックに関しては、今後も状況の変化を注意深く見守っていきながら対策をとっていくこととなります。
ご相談や詳しい説明をお聞きになりたい方は、大工村ツアーズorリブスクカフェ(DIYスタジオでやってます!)へ、ぜひご参加ください。
ご案内役のノリさんが、業界のリアルな情報とともにお話をさせていただきます!ご参加お待ちしています。